アオダモ(青梻、学名:Fraxinus lanuginosa f. serrata)はモクセイ科トネリコ属の落葉小高木。高さは10~15m。原産地は日本、南千島、朝鮮半島。北海道~九州までの山地に広く分布。成熟した木の樹皮は地衣類が付着し白っぽい斑点模様ができる。葉は奇数羽状複葉で、3~7枚の小葉が対生する。小葉は10…
エゾイボタ(学名:Ligustrum tschonoskii f. glabrescens)はモクセイ科イボタノキ属の落葉低木。高さは1~3m。原産地は日本、樺太。北海道から九州にかけての山地の林の縁などに生育する。ミヤマイボタの葉の裏が無毛の品種。花期は6~7月。枝先に白い小花を密生させて咲かせる。花は筒型でイボタノキなどに良く似…
ウンナンキソケイ(学名:Jasminum humile var. glabrum)はモクセイ科ソケイ属の常緑半蔓性低木。高さは2~3m。原産地はヒマラヤ。葉は互生し、奇数羽状複葉です。3~5月ごろ、鮮やかな黄色い花を下垂して咲かせる。ヒマラヤソケイ(ヒマラヤ素馨)の近縁。京都府立植物園(2011/5/31)。
ハチジョウイボタ(学名:Ligustrum ovalifolium var. pacificum)はモクセイ科イボタノキ属の半落葉低木(半常緑低木)。高さは3m。八丈特産。葉は対生。花期 5月下旬。花は小さいものがまとまり房状に咲く。花色は白色で、花の大きさは5mm。花弁の数は4枚。強い香りがする。実は、緑色から黒色に熟す。京都府立…
キソケイ(学名:Jasminum humile var. revolutum)はモクセイ科ソケイ属の常緑低木。高さ1~2m。ヒマラヤ原産。暖地で庭木とする。葉は3~7小葉からなる羽状複葉で、光沢がある。5~7月、枝先にらっぱ形で先が5裂する黄色の花を開く。名は黄色のソケイ(素馨)。素馨は中国の美女の名。ソケイの仲間(ジャスミン)は芳…
ウスギモクセイ(学名:Osmanthus fragrans var. thunbergii)はモクセイ科の常緑低木~小高木。高さ4~5m。枝は淡灰褐色である。葉は対生し短柄で狭長楕円形、鋭尖、鋭脚、深緑色である。雌雄異株。花は二期咲の性質があり、9~10月以外にも開花し、腋出し、束生する。微黄色で香気は弱い。核果は楕円体で暗碧色を呈…
キンモクセイ(学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木。高さは4~6m。原産地は中国。庭木として栽植される。葉は対生し、長楕円形~楕円状披針形で革質。幅はギンモクセイより狭く、鋸歯が少ない。質はギンモクセイよりやや薄く波打つ。花期は9~10月。雌雄異株。日本…