シスタス・クレティクス(Cistus creticus)

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シスタス・クレティクス(学名:Cistus incanus ssp. creticus/Cistus creticus)はハンニチバナ科ゴジアオイ属の耐寒性多年草/常緑低木。草丈は60~80cm。原産地はヨーロッパの南部(地中海沿岸)岩の多い乾燥地に自生。葉は披針形で腺毛があり、縁は波打つ。花期は3~6月。直径4~5cmの淡い赤紫色からピンク色の花を咲かせる。全草の表面を香りのある樹脂が覆っており、これを採集したものがラブダナムという香料になる。別名ゴジアオイ(五時葵)、キスツス・クレティクス(Cistus creticus)、ロックローズ(Rockrose)。英名は Pink rockrose、 Mauve rockrose,、Cretan rockrose。西宮市北山緑化植物園(2016/5/5)。

いわぎりそう(岩桐草)

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イワギリソウ(学名:Opithandra primuloides)はイワタバコ科イワギリソウ属の多年草。草丈は:5~10cm。原産地は日本。本州の近畿地方から九州の山地の北向きの岩壁に生育。葉は根際から生え、卵円形でやや肉厚である。葉の先は円く、葉の縁には鋸歯があり、白い軟毛が生えている。花期は5~6月。茎先に散形花序を出し、淡い紅紫色をした花を数輪つける。花冠は筒状で、先が唇形に5つに裂ける。花径は1cm、花冠の長さは2cmくらいである。実は線形のさく果。環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
別名-。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)。


はるおこし(春おこし)

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ハルオコシ(学名:Anemone nemorosa)はキンポウゲ科イチリンソウ属の耐寒性多年草。草丈は10~20cm。原産地はヨーロッパ。山地の林床などに生える。葉は切れ込みが深い。花期は3~5月。頂部の3枚葉の間から花茎を出し3㎝ほどの白い花を一輪だけ咲かせる。中央の白の部分はおしべが弁化したもの。緑色のがく片と総苞葉がつき、二色咲きのようにも見える。別名ヤエザキイチリンソウ(八重咲き一輪草)、アネモネ・ネモローサ(Anemone nemorosa)。西宮市北山緑化植物園(2016/5/5)。

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ユーフォルビア・ルビーグロー(Euphorbia‘Ruby Glow' )

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ユーフォルビア・ルビーグロー(学名:Euphorbia amygdaloides‘Ruby Glow' )はトウダイグサ科トウダイグサ属の耐寒性多年草。草丈は30~445cm。原産地はヨーロッパ。温度が高い時期は葉は暗めの緑色、低温期には新芽は赤くなり、葉色は徐々に黒っぽい濃いパープルの銅葉になる。花期は4~5月。黄緑色のガクを花のように展開させ開花。別名ユーフォルビア・アミグダロイデス’ルビーグロー’(Euphorbia amygdaloides‘Ruby Glow') 。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)。

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よしのそう(吉野草)

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ヨシノソウ(学名:Diaspananthus uniflorus)はキク科クサヤツデ属の多年草。草丈は40~100cm。原産地は日本固有種。本州神奈川県以西~近畿地方の太平洋側、四国、九州の山中の木陰や渓流岸に生育。茎から多数の長い葉柄を束生し、その先に長さ6~14cmのヤツデに似た掌状の葉をつける。花期は9~11月。花時には長い花茎を出し、伸ばした花柄に、下向きに暗紫色の管状花を多数つける。白色もある。名は吉野山に多く見られることから。別名クサヤツデ(草八手)、カンボクソウ(肝木草)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)。

はるゆきのした(春雪の下)

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ハルユキノシ(学名:Saxifraga nipponica)はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草。草丈は20~30cm。原産地は日本固有種。本州の関東地方から近畿地方の山地の岩上に生える。葉身は長さ2~6cmの円形から腎円の形、浅い切れ込みがあり、縁に鋭鋸歯がある。ユキノシタ (学名:Saxifraga stolonifera Curtis) と異なり葉は紅色を帯びない。花期は4~5月。花茎を伸ばし、花序は集散状となる。花弁の上部3弁は長さ3~5mmの広卵形で、付け根は濃い黄色を呈し、下部の2弁は白色で長さ10~25mmの長楕円形で]、垂れ下がる。おしべは10 本で長さは約5mmになり、葯は淡黄色または淡紅色になる。別名-。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)。

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ユキノシタとハルユキノシタの見分け方は、
花では、ユキノシタの上の花弁には紫色の斑点があるのに対し、ハルユキノシタの方は黄色の斑点がある。
葉では、ハルユキノシタの方は、ユキノシタとは違って、葉の色が緑で、葉の切れ込みが浅い。また、ユキノシタの葉には白黄班がある。ユキノシタの葉裏の色は、赤褐色であるのに対し、ハルユキノシタは白っぽい。

たかねえびね(高嶺海老根)

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タカネエビネ(学名:Calanthe discolor var. bicolor、Calanthe x bicolor)はラン科エビネ属の多年草。草丈は:30~50cm。原産地は日本。本州の紀伊半島から九州にかけての山地の林の中に生育。根際から生える葉は長楕円形で、2~3枚つく。葉脈は平行脈で、葉の先は尖る。花期は4~5月。花茎に総状花序を出して多数の花をつけ、下のほうから咲いていく。1つの花の花径は2~3cm。萼片は3枚で、上萼片1枚と側萼片2枚からなる。側花弁は2枚あり、下部に唇弁が伸びる。唇弁は3つに裂ける。唇弁のつけ根には距がある。花の色は白、黄、紫など変化が多い。別名ソノエビネ(園海老根)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)。

きりしまえびね(霧島海老根)

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キリシマエビネ(学名:Calanthe aristulifera)はラン科エビネ属の多年草。草丈は20~40cm。原産地は日本。本州の近畿地方から九州の:山地の林の中に生育。葉は15~30cmくらいの長楕円形で、根際に2~3枚がつく。葉はエビネ(海老根)よりも細い。花期は4~5月。茎先から総状花序を出し、白い小さな花を10~15輪垂れ気味につける。花の色は淡い紅色を帯びるものもある。唇弁は扇状の三角形で、先は3つに裂ける。真ん中の裂片と脇の裂片は、先が浅く裂ける。実はさく果。環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。別名-。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)。

はっかくれん(八角蓮)

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ハッカクレン(学名:Podophyllum pleianthum)はメギ科ハッカクレン属(ホドフィルム属)の多年草 。草丈は50~100cm。原産地は台湾、中国。深山の林床に生える大型の植物。太い茎の先端に大きな角のある葉を2枚広げる。花期は4月下旬~6月上旬。葉の下に赤褐色の抱え咲きの花を数輪咲かせる。2枚の葉のつけ根部に花が咲くものをタイワンハッカクレン(台湾八角蓮)、茎の途中に咲くものをチュウゴクハッカクレン(中国八角蓮)と呼び分けられている。花はボール状の実になり、タネがはじける。冬前落葉するが、地下には堅いバルブ状の根茎が連なり、大きな次の芽が形成されている。別名ロッカクレン(六角蓮)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)。

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西宮市北山緑化植物園(2016/9/24)
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補足
・ポドフィルム・ペルタツム(アメリカハッカクレン、学名:Podophyllum peltatum)は、切れ込んだ掌状の葉の間から白い花を開く。花後に赤い実ができることからメイ・アップルとも呼ばれる。
・ポドフィルム・ヘキサンドラム(ヒマラヤハッカクレン、学名:Podophyllum hexandrim)は、葉に褐色の模様があり、芽出しと同時に花芽を伸ばして白や桃色の花を上向きに咲かせる。花後に葉は伸長して大きく開く。
・シノポドフィルム・エモディー(モモイロミヤオソウ、学名:Sinopodophyllum emodii)は、中国奥地に生え、全体に小型。上向きに桃色の花が咲く。

ロビニア・マルガレッタ(Robinia x margaretta)

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ロビニア・マルガレッタ(学名:Robinia x margaretta)はマメ科ハリエンジュ属の落葉小高木。高さは5~8m 。原産地は北米。ニセアカシアとハナエンジュ の交雑種。葉は奇数羽状複葉で互生。花期は4~6月。総状花序を作り、ピンク色(紫紅色)の芳香がある花をたくさん垂れ下げて咲かせる。別名-。西宮市北山緑化植物園(2016/4/29)ロビニア・マルガレッタ’カスクルージュ’。

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オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)

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オンファロデス・リニフォリア(学名:Omphalodes linifolia)はムラサキ科オンファロデス属の耐寒性一年草。草丈は20~40cm。原産地はヨーロッパ、北アフリカ、アジア。葉は青みがかった緑。花期は4~6月。すらりと伸びた茎にに6~7mmの小さな純白の花が群れ咲く。別名オンファロデス(Omphalodes)。オンファロデスは一年草と多年草があり、一年草がオンファロデス・リニフォリア。多年草タイプがオンファロデス・カッパドキカ。京都府立植物園(2016/4/26)。

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ほそばきすげ(細葉黄萓)

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ホソバキスゲ(学名:Hemerocallis minor)はユリ科ワスレナグサ属の多年草。草丈は30~50cm。原産地は朝鮮、東シベリア。ニッコウキスゲと比べると草丈が低く葉が細い。葉幅3~15mm。花期は5~6月、8~9月。ユウスゲのようなレモンイエローの花は、香りがあり、2期咲き性。別名ヘメロカリス・ミノル(Hemerocallis minor)。京都府立植物園(2016/4/26)。




こがねぐるま(黄金車)

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コガネグルマ (学名:Chrysogonum virginicum)はキク科コガネグルマ属の多年草。草丈は15~20cm。原産地は北アメリカ。葉は卵形で、柄が長い。花期は5~6月。黄色い星のような花を咲かせる。先に少し切れ込みのある幅の広い舌状花が5~6枚つく。実はそう果。別名ゴールデンスター(Golden star)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/25)。

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オンファロデス・カッパドキカ(Omphalodes cappadocica)

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オンファロデス・カッパドキカ(学名:Omphalodes cappadocica)はムラサキ科ルリソウ属の多年草。草丈は15~40cm。原産地はトルコ。藪や森林に生える。這うように伸びる地下茎から芽を出して茂る。葉は緑色で、卵形。花期は3~6月。淡い青紫色の花を咲かせる。園芸品種の’スターリーアイズ’は青紫に白い縁取りが入る。別名ネーブルシード(navelseed)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/20)オンファロデス・カッパドキカ’スターリーアイズ(Omphalodes cappadocica'Starry Eyes')。

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カマシア・ライヒトリニー(Camassia leichtlinii)

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カマシア・ライヒトリニー(学名:Camassia leichtlinii)はユリ科(APGIIIではクサスギカズラ科、キジカクシ科)ヒナユリ属(カマシア属)の多年草。草丈は50~120cm。原産地は北アメリカ。根際から生える葉は剣状でつけ根の部分は狭く、直立をする。花期は3~5月。茎先に総状花序を出し、淡い青色や白色、紫色などの花を多数つける。花被片は6枚で、星形に開く。実はさく果。別名オオヒナユリ(大雛百合)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/20)カマシア・ライヒトリニー・カエルレア。カエルレア(Caerulea)はカマシア・ライヒトリニーの園芸品種で青色の濃い選抜品種。

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すずらんのき’ブルースカイ’(鈴蘭の木’Blue Sky’)

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スズランノキ‘ブルースカイ’(Zenobia pulverulenta 'Blue Sky')はツツジ科ゼノビア属の耐寒性落葉低木。高さは1m前後。原産地は北アメリカ。葉はうっすらとブ ルーグレー色。花期は6月。花径1cm程の透き通ったすずらんのような白花が房状に咲く。オキシデンドルムが「スズランの木」として流通しているが本来、スズランの木は、このゼノビア属を指す。別名ゼノビア・プルベルレンタ’ブルースカイ’(Zenobia pulverulenta 'Blue Sky')。西宮市北山緑化植物園(2016/4/20)。

京都府立植物園(2016/4/26)スズランノキ(鈴蘭の木、学名:Zenobia pulverulenta)
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ひめさざんか(姫山茶花)

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ヒメサザンカ(学名:Camellia lutchuensis)はツバキ科ツバキ属の常緑小高木。高さは3~10m。原産地は日本固有種。奄美大島から西表島の山地の林の中に生育。多くの園芸品種の交配親となっている。葉は長楕円形で、互生。 葉先は尖り、縁には細かい鋸歯がある。葉質は薄い革質。花期は12~4月。花は葉腋から単独で着き、ごく短い柄で下向きに咲く。花弁は白く、やや幅狭くて花径は3cmくらいで一重咲き。花形は盃状で、花弁の先が反り返る。ツバキ属の中ではもっとも香りが強い。果実はさく果。ほぼ球形で、先端は少しくぼんで長さ1cm程度。別名リュウキュウツバキ(琉球椿)、ルッチェンシス(Lutchuensis)。京都府立植物園(2014/3/19) 。


西宮市北山緑化植物園(2016/4/20)ヒメサザンカ 'エリナ・カスケード'(Camellia'Elina Cascade'):原産地は中国、ベトナム(園芸品種)、高さは3m、花期は4月、花径は1cm 花色は淡桃色
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モロッコなずな(モロッコ薺)

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モロッコナズナ(学名:Aethionema armenum)はアブラナ科エティオネマ属の宿根草(多年草)/常緑亜低木。草丈は5~15cm。原産地はコーカサス~トルコ。葉は灰緑色で、広披針形で、葉長0.7~1cm、基部は茎を抱き、螺旋状に互生する。匍匐性で、カーペット状に広がる。花期は4~6月。ピンクの4弁花の花径6~7mmの小花を枝先に房状に咲かせる。グランドカバー向きの花。別名エティオネマ(Aethionema) 。西宮市北山緑化植物園(2016/4/20)。

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補足:亜低木(あていぼく)とは、低木と草との中間のもの。茎・枝の基部は木質で、枝さきが草質の植物。

セルリア’カルメン’(Serruria 'Carmen')

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セルリア・カルメン(学名:Serruria 'Carmen'、S. florida × S. rosea)はヤマモガシ科セルリア属の常緑低木。高さは1~2m。原産地はオーストラリアで育成された園芸種。セルリア・フロリダ(S. florida)とセルリア・ロセア(S. rosea)との種間交雑。葉は羽状複葉、小葉は細い円柱状の針形。花期は4~6月。茎頂に深桃色の花を房状に着ける。花弁は総苞に囲まれた中心部にある。別名-。西宮市北山緑化植物園(2016/4/14)。

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エレモフィラ・マクラタ(Eremophila maculata)

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エレモフィラ・マクラタ(学名:Eremophila maculata)はゴマノハグサ科(ハマジンチョウ科)エレモフィラ属の常緑低木。高さは1~2.5m。原産地はオーストラリア。葉は灰緑色で長さ5cmほどの線形~卵状披針形。花期は3~4月。花は葉腋に単生し、先端が唇状になる筒状。花色は赤、ピンク、黄、紫などで暗色の斑紋が入る場合が多い。別名エミューブッシュ(emu bush)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/14)エレモフィラ・マクラタ’スイートルビー’。

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ラミアストラム・ガレオブドロン(Lamiastrum galeobdolon)

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ラミアストラム・ガレオブドロン(学名:Lamiastrum galeobdolon)はシソ科ラミウム属(オドリコソウ属)の常緑多年草。草丈は30~40cm。原産地はヨーロッパ。葉は長楕円形~三角形で茎に対生し、粗い鋸歯がある。花期は4~6月。花茎を直立し、対生する葉柄毎に鮮黄色の花を開く。別名キバナオドリコソウ(黄花踊子草)、ツルオドリコソウ(蔓踊子草)、ラミウム・ガレオブドロン(Lamium galeobdolon)、ラミアストラム(Lamiastrum)。英名はyellow archangel。西宮市北山緑化植物園(2016/4/14)。

イングリッシュデージー(English Daisy)

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イングリッシュデージー(学名:Bellis perennis)はキク科ヒナギク属の常緑多年草(秋まき一年草扱い)。草丈は10~20cm。原産地は地中海沿岸。デージーの原種。株は小さなロゼット型で、デージーよりも小さめのへら状の葉を密につける。花期は3~5月。一重咲きの白い花を咲かせる。花径は約 3cm。たまに赤紫やピンクが混じるときがある。こぼれ種でも増えるほど丈夫な花。別名ローンデージー(Lawn Daisy)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/14)。


ラシルス ローゼンエルフ( Lathyrus 'Rosenelfe')

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ラシルス ローゼンエルフ(学名:Lathyrus vernus 'Rosenelfe')はマメ科レンリソウ属の耐寒性多年草(宿根草)。草丈は15~30cm前後。原産地は:ヨーロッパからコーカサス地方。スイートピーの仲間。つるにならないので、コンパクトな花壇やコンテナ植えにも向いている。宿根性で冬は完全に落葉し、春に芽吹く。花期は4~5月。1cm程度の小さな蘭に似たが無数に咲く。花色は紅、赤、紫ミックス。甘い香りがする。別名ラシラス バーナス ‘ローゼンエルフ’(Lathyrus vernus 'Rosenelfe')、ラシルス ベルヌス ローゼンエルファ(Lathyrus vernus Rosenelfe)、ツルナシレンリソウ(蔓なし連理草、学名:Lathyrus vernus)、スプリング ベッチリング(Spring Vetchling、学名:Lathyrus vernus)。西宮市北山緑化植物園(2016/4/14)。

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オランダみみなぐさ(オランダ耳菜草)

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オランダミミナグサ(学名:Cerastium glomeratum)はナデシコ科ミミナグサ属の越年草。草丈は10~30cm。原産地はヨーロッパ。日本へは明治時代の末期に渡来。水田の裏作、畑地、草地、荒れ地、道端など、全国至るところに生える。葉は卵形~長い楕円形で対生、やや淡緑色。花期は3~5月。茎先に白い五弁花がまとまってつく。日本在来のミミナグサよりも花柄が短いので、花が集まったように見える。実はそう果。柔らかな葉の形を鼠や猫の耳にたとえたのが名の由来。別名アオミミナグサ(青耳菜草)。宝塚逆瀬台(2016/4/5)。

リュウカデンドロン(Leucadendoron)

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リュウカデンドロン(学名:Leucadendoron)はヤマモガシ科レウカデンドロン(ギンヨウジュ)属の常緑樹。高さ2mの低木種から10mの高木種まで約70種ある。原産地は南アフリカ。暖地の砂壌土に生育。Leucadendron salignumなどを改良して作り出された園芸品種、およびレウカデンドロン属のいくつかの原種の交配によって誕生した植物の総称。代表種はアルゲンテウム(学名:Leucadendoron argenteum)。葉は全縁の長楕円形及び披針形で無柄、互生し、茎の先端部の苞葉は、縁が色付くものがある。長さ5~7cm。花期は9~10月。雌雄異株。花は枝の頂端につくが、葉の間に隠れて目立たない。一見アザミに似る。花序の径は1㎝~5㎝程度で品種により異なる。花の色:は白、黄、赤、緑。レウカデンドロンというのは「白い木」という意味のギリシア語。別名ギンヨウジュ(銀葉樹)。英名はSilver tree。西宮市北山緑化植物園(2016/2/29)。

はごろもきんぽうげ(羽衣金鳳花)

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ハゴロモキンポウゲ(学名:Ranunculus calandrinioides)はキンポウゲ科キンポウゲ属の耐寒性多年草。 葉はやや肉質で細長いやや灰色がかった青緑色。草丈は10~30cm。原産地は北アフリカ(モロッコ~チュニジア)。アトラス山脈に自生する高山性の植物。葉は長い葉柄を持った箙(えびら)形で、葉縁は緩やかな波状となる。花期は12~3月。花はややくすんだ白から淡桃色の5枚花弁の花を咲かせる。花径は2.5~3cm。別名ラナンキュラス・カランドリニオイデス(Ranunculus calandrinioides)。京都府立植物園(2016/3/3)。

ユーフォルビア・パープレア(Euphorbia purpurea)

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ユーフォルビア・パープレア(学名:Euphorbia amygdaloides var. purpurea)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草。草丈は40~60cm。原産地はヨーロッパ。茎葉が赤紫色で、特に秋から冬にかけては赤味が増す。花期は4~6月。花は黄緑色。別名ユーホルヒ゛ア・アミグダロイデス・プルプレア(Euphorbia amygdaloides purpurea)。京都府立植物園(2016/3/3)。

ユッカ・ロストラタ(yucca-rostrata)

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ユッカ・ロストラタ(学名:Yucca rostrata)はリュウゼツラン科イトラン属(ユッカ属)の常緑低木。高さは3~5m。原産地はメキシコ。葉は線形で鋭利な先端がある。葉は枯れても幹に残る。花期は6~7月。花序をだして白色の花を咲かせる。別名-。英名は Beaked yucca、Big Bend yucca。京都府立植物園(2016/3/3)。

エリカ・ダーリエンシス(Erica darleyensis)

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エリカ・ダーリエンシス(学名:Erica×darleyensis)はツツジ科エリカ属の常緑低木 。高さは40㎝。原産地は南アフリカ。エリカ・カルネア(Erica carnea)と暖かい南欧の原種のエリカ・エリゲナ(Erica erigena)との交雑種で、沢山の品種がある。主観交雑のため性質は強健。花期は12~4月。1cm弱の小さな赤、ピンク、白の花を鈴なりに付ける。別名-。西宮市北山緑化植物園(2016/2/29)。

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においしゅろらん(匂棕櫚蘭)

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ニオイシュロラン(学名:Cordyline australis)はリュウゼツラン科センネンボク属の常緑高木。高さは3~20m。原産地はニュージーランド。幹は直立し、細長い葉を四方に出す単子葉植物の樹木。葉は革質で、30~90cmの披針形から線形。花期は5~6月。葉の間からたくさんの白い花をつけた大きな複円錐花序を出す。庭木などで植栽される。ニオイシュロランは、園芸的にドラセナと呼ばれることが多いが、 本当のドラセナ(リュウケツジュ)属植物ではないので注意が必要。花序がシュロに似ていて、芳香があることからニオイシュロランと言われている。別名ドラセナ(Dracaena)、コルジリネ・オーストラリス(Cordyline australis)、センネンボクラン(千年木蘭)。宝塚ガーデンズ(2010/11/12)。

ディコリサンドラ・ティルシフローラ(Dichorisandra thyrsiflora)

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ディコリサンドラ・ティルシフローラ(学名:Dichorisandra thyrsiflora)はツユクサ科ディコリサンドラ属の常緑多年草。草丈は150~200cm。原産地はブラジル、ペルー。温室植物。葉は細長い卵形で、互生。花期は9~11月。茎先に総状花序を出し、青紫色の花を咲かせる。1つ1つの花は萼が3枚、花弁が3枚。実はさく果。別名コダチムラサキツユクサ(木立紫露草)、ブルージンジャー(Blue ginger)。西宮市北山緑化植物園温室(2014/11/10)。

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ほそばりんどう(細葉竜胆)

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ホソバリンドウ(学名:Gentiana scabra var. buergeri f. stenophylla)はリンドウ科リンドウ属の多年草。草丈は20~80㎝。原産地は日本。本州、四国、九州の湿地、湿った場所に生育。葉は対生し、葉身は針形。長さ3~6cmで葉先は鋭頭。花期は10~11月。茎先や葉腋に紫色の花をつける。花冠は長さ約4cm、先は5裂。花は日光が当たらないと開かない。別名-。北山緑化植物園(2014/11/10)。  

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きいじょうろうほととぎす(紀伊上臈杜鵑草)

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キイジョウロウホトトギス(学名:Tricyrtis macranthopsis)はユリ科ホトトギス属の多年草。草丈は40~80cm。原産地は日本。紀伊半島の山地の沢や湿った崖に生育。葉は披針形で、互生。茎が葉のつけ根を突き抜いている。花期は9~10月。茎先や葉の脇に艶のある鮮黄色の花をつける。内側に紫褐色の斑点がある。 花被片)は6枚。花は筒のような形をしており、半開きで下を向いて咲く。花のつけ根には球形の距があり、中に蜜がある。実はさく果。環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。別名ヤマザトノキフジン(山里の貴婦人)。京都府立植物園(2014/10/6)。

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奈良万葉植物園(2015/11/5)
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はすいも(蓮芋)

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ハスイモ(学名:Colocasia gigantea)はサトイモ科サトイモ属の常緑性多年草。草丈は1~1.5m。原産地は熱帯アジア。サトイモの近縁種。葉も葉柄も緑白色で、白粉をおびる。株は開張性で大きい。花期は7~8月。葉腋に白い仏炎苞に覆われた白い肉穂花序を付ける。内部に蓮のような穴が多数あいている。塊根は小さくて食用にならないが、長い葉柄が食用になる。別名リュウキュウ(琉球)。西宮市北山緑化植物園(2010/10/11)。

みかえりそう(見返草)

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ミカエリソウ(学名:Leucosceptrum stellipilum)はシソ科テンニンソウ属の落葉低木。高さは50~100cm。原産地は。:本州の中部地方から中国地方にかけての山地の林の中に生育。茎が木化するシソ科唯一の木本。葉は長めの楕円形で、対生。 葉の縁には粗い鋸歯がある。葉先は鋭尖頭。花期は9~10月。先端に長さ7~15cmの総状花序を直立して出し、筒状のくちびる形の薄紅色をした花が3個ずつ対生して密につく。下から上へと咲き上がる。上唇はあさく2裂、下唇はやや長く先は3裂する。実は分果で、4つのブロックからなる。名の由来は、花がきれいでみんな振り返って見ることによる 。別名イトカケソウ(糸掛草)。 京都府立植物園(2014/10/6)。

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デンドロキルム・グルマケウム(Dendrochilum glumaceum)

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デンドロキルム・グルマケウム(学名:Dendrochilum glumaceum)はラン科デンドロキルム属の常緑多年草。草丈は20~30cm。原産地はフィリピン。標高500~2000mの高地に生える。葉は披針形。花期は1~3月。花茎をアーチ状に伸ばし、茎先に長い総状花序を弓なりに伸ばして、小さな白い花をつける。花径は1~2cmで、唇弁は黄色である。花には芳香がある。別名-。京都府立植物園温室(2014/2/10)。

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やえさんゆうか(八重三友花)

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ヤエサンユウカ(学名:Tabernaemontana divaricata cv. Flore Pleno)はキョウチクトウ科サンユウカ属の常緑低木。高さは1~3m。原産地はインド。明治初年に渡来。毒性植物。サンユウカ(三友花)の八重咲き品種。葉は広い倒卵形、革質で対生。花期は4~9月(ほぼ周年)。葉の脇や枝先に白い八重の花をつける。花径は3~4cmで、夜間はよい香りを漂わせる。別名クレープジャスミン(Crape jasmine)、フローレ・プレノ(Flore Pleno)。英名はCrape jasmine、Ceylon Moonbeam。京都府立植物園温室(2015/6/23)。

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アカシアスペクタビリス(Acacia spectabilis)

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アカシアスペクタビリス(学名:Acacia spectabilis)はマメ科アカシア属の常緑低木。高さは3~5m。原産地はオーストラリア南東部。ミモザアカシアの仲間。青緑色の柔かい二回羽状複葉を持つ。緑の丸い葉が特徴的。花期は3~4月。球状の金黄色の花を房状につける。花が咲きだすとほんのりと甘い香りを放つ。別名マッドギー(Mudgee)。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。

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デンドロビウム・パーセニウム(Dendrobium parthenium)

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デンドロビウム・パーセニウム(学名:Dendrobium parthenium)はラン科セッコク属(デンドロビウム属)の常緑多年草。草丈は70~80cm。原産地はインドネシアのカリマンタン(ボルネオ島)。標高900mあたりまでの丘や渓流沿いの低地林に着生して生育。茎は直立する大型のデンドロビウム。葉は卵形で楕円状の茎に互生。花期は7~10月。花は白色で、下唇の奥に紅色の模様が入る。距は白色で後ろに長く突き出る。花弁の縁は不規則に切れ込み、波を打つ。別名デンドロビウム・パルテニウム(Dendrobium parthenium)。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。

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アッサムニオイザクラ(アッサム匂い桜)

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アッサムニオイザクラ(学名:Luculia pinceana)はアカネ科ルクリア属の常緑低木~小高木。高さは30~200cm。原産地はインドのアッサム地方、中国の雲南省。日本へは1975年頃に導入され、鉢花として親しまれている。葉は長い楕円形で、対生。葉には艶があり、ビロード状の毛が生える。花期は12~4月。枝先に総状花序を出し、淡いピンクの花をたくさんつける。花径は4~5cmで、花冠は5つに裂けて横に開く。花はよい香りがする。実は核果。別名ニオイザクラ(匂い桜)、ルクリア・ピンケアナ(Luculia pinceana)、ルクリア(Luculia)。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。

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メディニラ・スペキオサ(Medinilla speciosa)

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メディニラ・スペキオサ(学名:Medinilla speciosa)はノボタン科メディニラ属の非耐寒性常緑小低木。高さは1~2m。原産地はインドネシアのジャワ島。高温多湿と半日陰の環境を好む熱帯の花木。茎は全体に無毛で、3~4角形になり、基部からよく分枝して、2、3股になる。葉は無柄で、広卵形または広卵状長楕円形で光沢があり、葉脈が目立、普通3~4個が輪生。花期は6~8月、温室(周年)。茎に頂生し、淡紅色の小花を多数つけた長さ10~20cmぐらいの円錐花序を下垂させる。花の色や形が珊瑚に似ている。花後すぐに果は実5㎜程の球形の液果がブドウ状につき、淡紅紫色から黒紫色に熟す。よく似た種類にメディニラ・マグニフィカがあるが、桃色の苞がつくことと、花後に実ができないことで区別できる。別名サンゴノボタン(珊瑚野牡丹)、メディニラ・スペシオサ(Medinilla speciosa)。英名は Showy melastome。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。

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しろみのまんりょう(白実の万両)

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シロミノマンリョウ(学名:Ardisia crenata f. leucocarpa)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木。高さは30~100cm。原産地は日本、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、東南アジア諸国、インド。関東地方以南の本州~沖縄の山地の林の中に生育。葉は長い楕円形で、互生。葉の縁には波状の鋸歯がある。花期は6~7月。枝先に集散花序を出し、白い小花をたくさんつける。花径は8mmくらいで、花冠は5つに裂けて横に開き、裂片の先は反り返る。雄しべは5本あり、黄色い三角形になる。晩秋に球形の核果が白く熟し、翌春まで木についている。実の色は黄色っぽいものもある。お正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われる。和名は、マンリョウが赤実であるに対して、本種が白実をつけることから。別名ー。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。

ストレリチア・ニコライ(Strelitzia nicolai)

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ストレリチア・ニコライ(学名:Strelitzia nicolai)はバショウ科(ゴクラクチョウカ科)ストレリチア属の常緑多年草。高さは4~10m。原産地は南アフリカ。葉は長い楕円形で光沢があり、対生。タビビトノキに似た雰囲気があり、主に観葉植物として栽培されれている。花期は周年。花序の大きさは30~40cm 、赤みを帯びた苞に包まれて、萼は白色、花被片は青~白色である。ニコライはオーガスタに比べて大型で、1本の花茎に2~数個の花をつける(オーガスタは1本の花茎に1個の花)などの違いがある。別名ルリゴクラクチョウカ(瑠璃極楽鳥花)、バード・オブ・パラダイス(Bird of paradise)、ストレリチア・オーガスタ(Strelitzia augusta)、オウギバショウモドキ(扇芭蕉擬)。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。

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西宮市北山緑化植物園(2016/4/11)
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うなずきひめふよう(頷き姫芙蓉、首肯き姫芙蓉)

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ウナズキヒメフヨウ(学名:Malvaviscus arboreus var. mexicanus)はアオイ科ヒメフヨウ属の非耐寒性常緑低木。高さは1~3m。原産地はメキシコ、 コロンビア。ヒメフヨウ(姫芙蓉、学名:Malvaviscus arboreus)の変種。本州では温室でしか見られないが、沖縄では林の中に自生。葉は披針形で、互生し、葉の先は尖る。花期は11~4月。蕾の時は上を向いているが次第に下を向き、花は開ききらずにうつむいて咲く。基本種り花の色は赤だが、園芸種には桃色や橙色のものもある。実は液果。花名の由来は、 花弁が開かず下向きに咲くことによる。別名タークスキャップ(Turk's cap)、タイリンヒメフヨウ(大輪姫芙蓉)、スリーピング・ハイビスカス(sleeping hibiscus)。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。

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たますぎ(玉杉)

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タマスギ(学名:Cryptomeria japonica cv. Tamasugi)はスギ科(ヒノキ科)スギ属(サイプロメリア属)の常緑低木。高さは1~3m。原産地はスギの栽培種。スギの品種の1つで、成長が遅く、分枝が旺盛で、自然に半球形または紡錘形の樹形になる。1980年ごろに静岡県林業技術センターで「クモトオシ」という林業用品種の枝変りから作られた品種。葉は濃緑色。冬は褐色する。花期は。別名-。西宮市北山緑化植物園(2016/1/21)。                        
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りゅうきゅうまつ(琉球松)

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リュウキュウマツ(学名:Pinus luchuensis)はマツ科マツ属の常緑高木。。高さは10~25m。原産地は日本(琉球列島)。九州のトカラ列島以南から沖縄諸島の海岸近くに生息。樹冠は平らな傘形で、樹皮は黒灰色で深裂し、葉は線形で2個が束生する。花期は2~4月。雌雄同株。枝先に雌花、枝の下部に雄花がつく。雌花は球形で紅紫色、雄花は円柱形で淡い黄緑色である。実(松かさ)は翌年の10月ころに熟する。
実は球形をしており、木質で硬い。種子には翼があり、翼は種子よりも長い。沖縄県の県木にも指定されている。別名オキナワマツ(沖縄松)、リュウキュウアカマツ(琉球赤松)、マーチ、マチ、マチィ。奄美大島(2013/4/10)。

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えぞまつ(蝦夷松)

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エゾマツ(学名:Picea jezoensis)はマツ科トウヒ属の常緑針葉高木。高さは30~40m。原産地は北海道、千島列島。広葉樹やトドマツなど他の針葉樹と混交して自生する。樹皮は黒褐色でうろこ状に割れ目が入るが、当年枝の表面は滑らかでやや淡色である。花期は6月ごろ。毬果(松ぼっくり)は高い枝先について、その年の秋に熟する。毬果は長さ5~8cmくらいで、枝先に数個がぶら下がって付く。色は薄い紫色で、古くなると茶色になり鱗片が開いて木から落ちる。防風林や公園樹、庭木として植えられる。エゾマツ材は淡黄色で着色した心材がなく、木目もまっすぐに通っており美しく、建築材料に多く用いられる。繊維が長く製紙用原料(パルプ材)にも適している。切削などの加工も容易で、家具、箱材、楽器(ピアノ、バイオリン、ギター等)、経木、マッチの軸、碁盤など様々な用途に利用されている。トドマツとともに北海道の針葉樹林の主要樹種であり、「北海道の木」にも指定されている。近縁のアカエゾマツも含めて「エゾマツ」と総称することも多く、この場合にはアカエゾマツと対比してクロエゾマツ、クロエゾと呼ばれる。本州の高山に分布するトウヒはエゾマツの変種とされている。別名クロエゾマツ(黒蝦夷松)、クロエゾ(黒蝦夷)。北海島利尻島(2014/5/28)。

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ならやえざくら(奈良八重桜)

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ナラヤエザクラ(学名:Prunus serrulata var.antiqua)はバラ科サクラ属の落葉高木。高さは5~10m。原産地は日本。:奈良県に生育。オクヤマザクラ(奥山桜、学名:Cerasus leveilleana)の変種とされている。葉は楕円形で、互生。花期は4月下旬~5月上旬。淡い紅色をした八重の中輪である。花弁の数は20~35枚で、多いものは100枚近くなる。雄しべは10~40本、雌しべは1~4本である。よく結実をする。蕾は濃い紅色で、開花時は淡い紅色、咲き進むと白くなるが、散り際には再び紅を帯びる。実は核果。昭和43年には「奈良県の花」に選定された。奈良の大和文華館(2011/11/12)。

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マツ(松)



マツ(学名:Pinus)はマツ科マツ属の常緑針葉樹。葉は1ヶ所に2~5枚が束となって枝に付き、数年経つと枝から離れて落下する。花期は。雌雄異花で、1つ株に雄蕊だけの雄花と、雌蕊だけの雌花を咲かせる。 果実は球形で、マツボックリ(マツカサ)  となる。 松毬の間にある薄黄の小さな鱗片を取り出したものが、松の実。、松を傷つけると松脂が取れ、時を経ると固まってコハク(琥珀)る。 赤松林には、松茸がなる。

マツ科には、①マツ属、②モミ属、③カラマツ属、④ヒマヤラスギ属、⑤トウヒ属、⑥トガサワラ属、⑦ツガ属等がある。

 ①マツ属には、
  複維管束亜属のニヨウマツ(ニ葉松)類: アカマツ(赤松)、クロマツ(黒松)、リュウキュウマツ(琉球松)
  単維管束亜属のゴヨウマツ(五葉松)類: ハイマツ(這松)、チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉)、ヤクタネゴヨウ()、キタゴヨウ(北五葉) など
 ②モミ属には、 モミ(樅)、 トドマツ、 ウラジロモミ(ニッコウモミ)、 シラビソ(白檜曽)など
 ③カラマツ属には、カラマツ(唐松)
 ④ヒマヤラスギ属には、ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉、別名:ヒマラヤシダー)
 ⑤トウヒ属には、エゾマツ(蝦夷松)
 ⑥トダサワラ属には、トダサワラ()
 ⑦ツガ属には、 ツガ(栂)、 ヒメツガ(姫栂)