こもちなでしこ(子持ち撫子)

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コモチナデシコ(学名:Petrorhagia prolifera)はナデシコ科イヌコモチナデシコ属の越年草。草丈は10~50cm。原産地はヨーロッパ。帰化植物。荒れ地や河川敷に生える。茎は無毛、ときに逆向きの剛毛を散生し、大きな個体では根際からよく分枝する。葉は線形で長さ2~3cm、対生し、基部は合着して茎を抱く。縁どりは上向きの微歯があってざらつく。花期は5~6月。茎頂に球形の花序をつけ、淡紅色の5弁花が咲く。蒴果は成熟すると萼筒を破って現れ、上端は4浅裂、果片は革質となる。別名-。

ままこな(飯子菜)

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ママコナ(学名:Melampyrum roseum var. japonicum)はハマウツボ科(ゴマノハグサ科)ママコナ属の一年草。草丈は20~50cm。原産地は日本、朝鮮半島。北海道~九州丘陵、山地の林縁や草原などに生育する半寄生植物。花軸や萼には白毛がやや密に生える。葉は長さ2~8cmの長卵形で、両端は尖り、0.3~1.5cmの柄があり、両面に短毛がある。花期は6~9月。枝先に長さ5~10cmの穂状花序を形成し、長さ1.4~1.8cmの赤紫色の花を咲かせる。花冠の下唇には2条の白色の斑紋がある。名の由来は、花の下唇上にある「2つの白いふくらみ」にあるとの説。花の盛りが過ぎると、米粒のように見える白い膨らみが濃い赤色に変わる。別名-。



みずおおばこ(水大葉子、水車前草)

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ミズオオバコ(学名:Ottelia alismoides)はトチカガミ科ミズオオバコ属の一年草。草丈は10~30cm。原産地は日本、アジア、オーストラリア。北海道~沖縄の湖沼や溜池、水路、水田などに生える沈水植物。葉がオオバコに似ていて、水中に生える。水深によってサイズと葉形は大きく変化し、水田で見かける小形の植物体と、溜池などで成長した大形の植物体。茎は短く葉は根生。葉は有柄、葉身は長さ8~30㎝の披針形~広卵形、葉縁に鋸歯がある。葉の質は薄く、柔らかい。葉脈は透けて見え、横に走る葉脈がある。花期は8~10月。花茎を水面に伸ばし、花径2~3cmの淡紅~白色の3弁花をつける。筒部が黄色。一日花で、雄しべ、雌しべともに黄色。果実は長さ2~5cm、顕著なひだがある。長楕円形で長さ約2mmの多数の種子が詰まる。水深が深いと大型になり、オオミズオオバコ(大水大葉子)と分類されていたこともあったが現在では同一種とされる。環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されている。別名ミズアサガオ(水朝顔)。

モナルダ・シュニーウィッツェン(Monarda Schneewittchen)

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モナルダ・シュニーウィッツェン(学名:Monarda Schneewittchen)はシソ科の耐寒性多年草。草丈は90cm。原産地は。葉や茎に芳香がある。花期は7~8月。白花モナルダ。別名モナルダ’スノーメイデン’(Monarda’Snow Maiden’)、ベルガモット(Bergamot)。西宮市北山緑化植物園(2016/6/25)。

モナルダという名は、タイマツバナ、ヤグルマハッカを含めた、ヤグルマハッカ属の総称としても、用いられる。ヤグルマハッカ属には、20種ほどの種があり、その多くが、ハーブになる。ベルガモットはこの種にも使われる。

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きばなのやまおだまき(黄花の山苧環)

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キバナノヤマオダマキ(学名:Aquilegia buergeriana f. flavescens)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草。草丈は30~80cm。原産地は日本。北海道~九州・北部の日当たりの良い高原の草地に生育。根生葉は2回3出複葉である。ヤマオダマキは距と萼片は紫褐色をしているが、キバナノヤマオダマキは距と萼片が薄黄色の変種。花径は3~4cm。花期は6~8月。小さなシャンデリアのように透きとおった黄色い花を下向きに咲かせる。蕚は黄色で5個あり、卵状披針形。花弁は5個あり、長楕円形で蕚片より短く、上部は淡黄色、基部は距となってわずかに内側に弓状に曲がる。別名-。

オダマキの仲間は、オダマキ(苧環)、シロバナオダマキ(白花苧環)、セイヨウオダマキ(西洋苧環)、キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環) 




ががいも(蘿摩、鏡芋)

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ガガイモ(学名:Metaplexis japonica)はキョウチクトウ科ガガイモ属のつる性多年草。草丈は2m。原産地は日本、中国、朝鮮半島。北海道~九州の野原などに生える。地下茎を長く伸ばして増え、茎を切ると白い乳液が出る。葉は対生し、長卵状心形で長さ5~10cm、先は尖り、全縁で裏面は帯白緑色。花期は8~9月。葉腋から長い花柄のある花序を出し、淡紅紫色の花を総状につける。花冠は直径約1cmで5裂し、内側には長い毛が密生する。裂片の先はそり返る。中心部にはずい柱があり、柱頭は長く花冠からつきでる。副花冠は環状でずい柱の基部を取り巻く。袋果は長さ8~10cm、幅約2cmの広披針形で、表面にはいぼ状の突起がある。種子は扁平な楕円形で翼がある。花冠が白色のものをシロバナガガイモ(白花蘿摩、学名:Metaplexis japonica form. albiflora)という。別名チチクサ(乳草)、クサワタ(草綿)。英名:Panicled tick trefoil。

やまじのぎく(山路野菊)

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ヤマジノギク(学名:Aster hispidus、Heteropappus hispidus)はキク科シオン属の越年草。草丈は30~100cm。原産地は日本、朝鮮半島、中国。本州東海地方以西、四国、九州の日当たりよい乾いた草地、崩壊地、岩山などに生える大型の野菊。普通2年草で、1年目はロゼットで過ごし、2年目に花をつけ実を結ぶと枯れる。根生葉(こんせいよう)は花時には枯れるが、倒披針形で、長さ7~13cm、基部はしだいに狭くなり、縁に内曲する鋸歯と毛がある。茎につく葉は倒披針形から線形、長さ5~7cm、基部はしだいに狭くなる。上部の葉は線形。花期は9~11月。花は茎上部から出た枝の先にゆるい散房状に頭花をつける。頭花は径3.5cm内外。舌状花は雌性花で白色、または淡紫色を帯びる。筒状花は黄色で両性花。筒状花は長さ5~7mm。総苞は長さ7~8mm、皿状に開出し、総苞片は2列、革質で同長、鋭尖頭。ノコンギクやヨメナに似ているが、頭花はひとまわり大きく、草丈も高くなることが多い。痩果は扁平な倒卵形、長さ2.5~3mm。舌状花の冠毛は白色で、長さ0.5mm。筒状花の冠毛は赤褐色を帯び、長さ3.5~4mm。別名アレノノギク(荒野野菊)。ハマベノギク(浜辺野菊、学名:Heteropappus hispidus subsp. arenarius )、ヤナギノギク(柳野菊、学名:Aster hispidus var. leptocladus)は近縁種。



すずさいこ(鈴柴胡)

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スズサイコ(学名:Vincetoxicum pycnostelma)はキョウチクトウ科カモメヅル属の多年草。草丈は40~100cm。原産地は日本、朝鮮、ダフリア(バイカル湖以東)、中国。北海道~九州の日当たりのよいやや乾いた草地に生える。茎はかたくて細く、葉は対生し、長さ6~13cmの長披針形~線状長楕円形で先はとがり、やや厚い。花期は7~8月。葉腋に花序をだし、直径1~2cmの黄褐色の花をまばらにつける。花冠の内側には卵形に膨らんだ副花冠が5個ある。花は早朝に開き、日が当たると閉じる。袋果は長さ5~8cmの細長い披針形。別名-。

ちだけさし(乳蕈刺、乳茸刺)

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チダケサシ(学名:Astilbe microphylla)はユキノシタ科チダケサシ属の多年草。草丈は:30~150cm。原産地は日本(東アジア)、北米大陸。本州から九州のやや栄養分の多い湿原、林縁、湿った草原などに生育。茎や葉の柄には褐色の毛がある。葉は2~4回の奇数羽状複葉で、互生。小葉の形は卵形で、縁には不揃いの鋸歯がある。花期は6~8月。茎の先に細長い円錐花序を出し、淡い紅色を帯びた白い小花を密につける。花びらは5枚である。雄しべは10本あり、先が赤い。雌しべの先は2つに裂ける。和名の由来は、乳蕈(チダケ)というキノコを茎に刺して持ち帰ったというところからきている。別名チダケザシ(乳蕈刺、乳茸刺)。西宮市北山緑化植物園(2016/7/2)。


六甲山高原植物園(2013/5/12)
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くじゃくさぼてん(孔雀仙人掌)

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クジャクサボテン(学名:Epiphyllum spp)はサボテン科クジャクサボテン属(エピフィルム属)の半耐寒性・常緑多年草の多肉性草本。草丈は30~200cm。原産地はメキシコ。熱帯域の森林で樹木に着生。細長く肉厚な葉は上に伸び支柱で支えられる。花期は4~6月。花は夕方から開花し、翌々日の昼まで開花。花径は5~30cm。花色は豊富で赤、白、桃、黄、橙、赤紫がある。名は花が孔雀の羽のように美しい事から。別名オーキッドカクタス(Orchid cactus)。

キャッツテール(Cat tail)

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キャッツテール(学名:Acalypha hispaniolae)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑多年草。草丈は10~30cm。原産地は西インド諸島、中央アメリカ。葉柄は長さ0.1~0.5㎝。葉身は長さ0.3~2.1㎝の卵形~円形。基部は心形又は円形、縁は鋸歯状円鋸歯、先は鈍形~鋭形。花期は4~11月。ネコジャラシのようにふさふさとした真っ赤な花穂を多数つける。花穂は蕾のときから赤く色づき、咲きながら成長して長さが5~10cmくらいになる。鉢やコンテナに向き、寄せ植えにも利用。別名アカリファ(Acalypha)、サマー・ラブ(Summer love)、キャットテール(Cat tail)。近縁種にベニヒモノキ(紅紐の木、学名:Acalypha hispida)があり、こちらは大型で花穂が長さ50cmくらいに垂れ下がる。









エンゼルランプ(Angel Lamp)

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エンゼルランプ(学名:Kalanchoe uniflora)はベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物(多年草)。草丈は10~50cm。。原産地はマダガスカル。葉は丸形や楕円形のものが対生して厚く光沢をもち、茎は細くてほふく性がある。花期は3~5月。ランプの様な小花をたくさん咲かせる。崖や樹木などに着生し、茎が長くなると時には垂れ下がり、長さ2cmの赤色または濃紅の花を下向きに咲かせる。名前は鐘形の赤い花が下向きに咲き、ランプのような花姿が「天使が持つランプ」をイメージさせることから。エンゼルランプには改良品種が数多くあり、赤やオレンジのほか、ピンクや黄などの種類も出てきている。別名カランコエ・ユニフローラ(「Kalanchoe uniflora)。





   

はこねしだ(箱根羊歯)

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ハコネシダ(学名:Adiantum monochlamys)はホウライシダ科ホウライシダ属の常緑性シダ植物(多年草)。草丈は10~20cm。原産地は日本、中国、朝鮮。本州、四国、九州の山間部の岩の側面に生育する。3~4回羽状で、小葉は狭扇形。頂縁鋸歯があるが切れ込みはない。各小葉にソーラスが1個つく。葉柄は赤褐色で光沢がある。鋸歯がホウライシダより細かい。名前は江戸中期にKaempferが神奈川県箱根山で採集して報告したことによる。別名ハコネソウ(箱根草)、イチョウシノブ(銀杏忍)。奈良万葉植物園(2015/11/5)。

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ありアカシア(蟻Acacia)

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アリアカシア(学名:Acacia sphaerocephala)はマメ科(ネムノキ科)アカシア属の常緑小高木。高さは4~6m。原産地はメキシコ。大きなトゲを持っているが、このトゲは中空で、このトゲの中に、アリが巣を作る。アリに巣として提供することにより、他の動物に食べられるのを防いでいる。花期は12~4月。葉腋から3~8cmの円筒状の鮮黄色の花を多数つける。角状のトゲの中に蟻が巣を作ることから名付けられたという。別名アカシア・スファエロケファラ(Acacia sphaerocephala)。京都府立植物園(2015/6/23)。

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スプレーマム・セザンヌ(Spray mum Cezanne)

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スプレーマム・セザンヌ(学名:Chrysanthemum ’Cezanne’)はキク科キク属の耐寒性多年草(一年草)。草丈は30~70cm。原産地は園芸作出品種(オランダ、イギリス、アメリカ)。1本の茎から 5~10の枝が出る。花期は8~11月。黄色の筒状花と、濃い紅色に白い縁取りの舌状花。花径が 4~10cmで房状に咲く。欧米では、房状に咲く花をスプレー(spray)と呼ぶ(一輪で咲く花を、スタンダードと呼ぶ)。別名スプレーギク ・セザンヌ(Spray菊 Cezanne)、ポットマム・セザンヌ(Pot-mum Cezanne)。






こいわかがみ(小岩鏡)

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コイワカガミ(学名:Schizocodon soldanelloides f. alpinus)はイワウメ科イワカガミ属の多年草。草丈は5~10㎝。原産地は日本固有種。北海道から本州の中部地方の低山~高山の草地や岩場に生育。イワカガミ(岩鏡、学名:Schizocodon soldanelloides)の高山型とされている。葉には長い柄があり、根際から数枚が生える。 葉は直径2cmくらいの卵円形で、先は丸いかややへこむ。 葉の質は革質で、表面には光沢がある。花期は6~7月。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、1~5輪の花を下から横向きにつける。イワカガミは全体に大きく、花の数が3から10個と多い。 花の色は淡い紅色から白まで変異がある。 花冠は鐘状で先が5つに裂け、その先が更に細かく裂けている。 雄しべは5本で、真ん中に紅色の雌しべの柱頭が1本ある。花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。別名-。

いぬからまつ(犬唐松)

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イヌカラマツ(学名:Pseudolarix kaempferi、Pseudolarix amabilis)はマツ科イヌカラマツ属の落葉高木。高さは30~40m。原産地は中国(東部、中南部)。樹皮は赤褐色。葉は、互生、単葉、針葉、線形。花期は8月(?)。日本のカラマツによく似ているが黄葉はカラマツより美しい。中国では樹皮を薬用に使う。別名キンセンマツ(金銭松)。英名はgolden larch。京都府立植物園(2015/3/21)。

さわふじばかま(沢藤袴)

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サワフジバカマ(学名:Eupatorium × arakianum)はキク科ヒヨドリバナ属の多年草。草丈は100~150cm。原産地は園芸種。古来に帰化したフジバカマと異なり、園芸種として栽培されていたものが、川岸や肥沃な草地に逸出したものである。花期は8~10月。フジバカマによく似ているが、茎が赤みを帯び、葉が上部のものまで全て3裂するなどの違いがある。花の紅紫色もやや濃い。別名-。


やまはっか(山薄荷)

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ヤマハッカ(学名:Isodon inflexus)はシソ科ヤマハッカ属の多年草。草丈は60~90cm。原産地は日本、中国、朝鮮半島。北海道~九州の山地に生える。茎は木質化した地下茎から直立し、稜に下向きの毛がある。葉は対生し、長さ3~6cm、幅2~4cmの広卵形で粗く丸みのある鋸歯、基部は細くなって葉柄の翼に続く。葉先は尾状に伸びない。花期は9~10月。枝先の長い花穂に青紫色の小さな唇形花を数個ずつ数段につける。花冠は長さ7~9mm。上唇は4裂して立ち上がり、濃い青紫色の線状の斑点がある。下唇は2裂して前方へつきだし、ふちは内側に巻く。雄しべ4個と雌しべは下唇の中に包まれる。萼はほぼ等しく5裂する。果実は4分果。白い花をつけるものは品種として、シロバナヤマハッカ(Isodon inflexus f. leucanthus)と名前がある。よく似たイヌヤマハッカは上唇に線状の斑点がない。

ふりそでやなぎ(振袖柳)

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フリソデヤナギ(学名:Salix x leucopithecia)はヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。高さは1~5m。原産地は日本。北海道~九州の河原などの湿った場所で見られる。ヤマネコヤナギとネコヤナギの雑種。葉は長楕円形で厚く、表面は光沢があり、裏面は白色の絹毛で被われる。花期は2~4月。葉に先立って長さ約5cmの大きな尾状花序をつける。雄花序は紅~黄色に、雌花序は赤茶色。雄花の雄しべは2個で、苞は白い絹毛におおわれている。冬芽が紅色なので、別名アカメヤナギ(赤芽柳、赤目柳)。

アメリカてまりしもつけ(アメリカ手鞠下野)

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アメリカテマリシモツケ(学名:Physocarpus opulifolius)はバラ科テマリシモツケ属の落葉低木。高さは2~3m。原産地は北アメリカ北東部。よく分岐する。幹の樹皮が剥がれる性質を持っている。 葉は互生し、広卵形で3裂する。葉の縁には不揃いな鋸歯がある。春の新葉は黄金色で、やがて褐色に変わる。花期は5~6月。葉の展開した後に枝先に集散花序を出し、半球状に白や紅色の小さな花をたくさんつける。花序の様子はコデマリに似る。花弁と萼片は5枚ずつである。 果実は袋果で、赤く熟する。別名キンヨウシモツケ(金葉下野)、オウゴンコデマリ(黄金小手毬)、キンバコデマリ(金葉小手鞠)、キンバデマリ(金葉手鞠)。英名はNinebark。

補足:アメリカテマリシモツケの種類
・アメリカテマリシモツケ‘ルテウス’(学名:Physocarpus opulifolius ‘Luteus’)は、新芽は黄色で、だんだんと黄緑色に変化し、最後には緑色の葉になる。
・アメリカテマリシモツケ‘ダーツ・ゴールド’(学名:Physocarpus opulifolius ‘Dart’s Gold’) は、‘ルテウス’よりもコンパクトな樹形。新芽は鮮やかな黄色で、初夏まで残る。
・アメリカテマリシモツケ‘ディアボロ’(学名:Physocarpus opulifolius ‘Diabolo’)は、葉は赤ジソのような色で、新芽の時期から落葉するまで観賞できる。秋の紅葉期は赤みを増して濃いワインレッドに変化する。

つるまめ(蔓豆)

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ツルマメ(学名:Glycine max subsp. soja、Glycine soja)はマメ科ダイズ属のつる性一年草。草丈は1~4m(蔓の長さ)。原産地は日本、朝鮮、中国、ロシア 。日本全土の野原や道ばたなどに生える。ダイズ(大豆、学名:Glycine max subsp. max)の原種とされる。茎は軟弱で、下向きの粗い毛がある。他物や互いに巻きつきながら、よじ登ったり地面を匍匐したりしながら成長する。葉は3小葉からなり、両面とも毛がある。小葉は長さ3~8cmの狭卵形。花期は8~9月。花は淡紅紫色の蝶形で長さ5~8mm、葉腋に3~4個ずつつく。豆果は長さ2~3cmで淡褐色の毛が密生し、2~3個の種子が入っている。別名ノマメ(野豆)。英名はWild soybean。

とうばな(塔花)

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トウバナ(学名:Clinopodium gracile)はシソ科トウバナ属の多年草。草丈は10~30cm。原産地は日本、朝鮮半島、中国。北海道~九州のやや湿性のある林縁や小道脇、田畑などに生育。茎は根元から束生。葉は対生し、卵形~広卵形で長さ1~3cmで浅い鋸歯があり、葉柄がある。花期は5~8月。枝先に小さな淡紅紫色の唇形花を数段に輪生する。花冠は長さ5~6mm、萼は唇形、長さ3~4mmでわずかに短毛が生える。小花柄の基部の小苞はごく小さい。果実は4分果、やや扁平な球形でやや平滑、長さ約0.6mm。名前の由来は、花が輪状に数段つく様子を塔に見立てた。草姿がイヌトウバナによく似るがイヌトウバナの花期は秋で葉の裏側に腺点がある。別名ー。



サンスベリア(Sansevieria)

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サンスベリア(学名:Sansevieria trifasciata)はリュウゼツラン科(新エングラー体系、キジカクシ科(APG III))チトセラン属の常緑多肉多年草。草丈は30~100cm。原産地は熱帯アフリカ。日本に渡ってきたのは明治頃。一般にはサンスベリア(学名:Sansevieria)は60種類ぐらいある。近年、マイナスイオンが出る空気を綺麗にする観葉植物として人気がある。分厚く細長い葉が地面からつきたつように出る。葉の形は広い葉をしたものや細長い葉をしたものなどある。花期は8~10月。花は簡単には咲かないが、白色の小花が花茎に沢山集まってつく。別名サンセベリア(Sansevieria)、トラノオ(虎の尾)、チトセラン(千歳蘭)、サンスベリア・トリファスキアタ(Sansevieria trifasciata)。葉の縞模様からトラノオという。宝塚小林園芸店(2017/8/21)。

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こなつ(小夏)

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コナツ(学名:Citrus tamurana)はミカン科ミカン属の常緑低木。高さは2~4m。原産地は日本(宮崎県)。ユズが突然変異したものと考えられている。葉色は緑で棘は無い。花期は5月。花径3㎝程度の白色の花。6月頃に成熟する果実は温州みかんよりやや大きく、 表皮は黄色で厚さがあり、果肉は酸味があり甘さが控えめで独特の風味が強い。 グレープフルーツやレモンの味に近い。 表皮は温州みかんと比べるとでこぼこが少なく、のっぺりとしている。別名トサコナツ(土佐小夏)、ヒュウガナツ(日向夏)、ニューサマーオレンジ(New Summer Orange)。

やぶがらし(藪枯らし)

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ヤブガラシ(学名:Cayratia japonica)はブドウ科ヤブガラシ属のつる植物の多年草。草丈は2~3m(蔓の長さ)。原産地は日本、東アジア、東南アジア。北海道~沖縄の道端、林縁、荒れ地などに生え、市街地では公園のフェンスなどによく絡まっている。駆除が困難な草である。葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせる。葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉が互生する。それぞれの小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。花期は6 ~8月。花は葉と対生する散房状の集散花序。徐々に開花する。花は直径約 5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散り、白色の雌蕊が中央に立った直径約 3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。若芽は茹でてあく抜きすると食用になる。根は利尿・解毒・鎮痛などに薬効のある生薬として利用。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)。庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。宝塚逆瀬台(2014/8/11)。

ちがや(茅萱)

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チガヤ(学名:Imperata cyindrica var. koenigii)はイネ科チガヤ属の多年草。草丈は30~80cm。原産地は日本、中国、東南アジア、インド、アフリカ。北海道~九州の日当たりのよい、少し湿った野原に群生する。葉は長さ20~50cmの線形で、縁はざらつく。茎葉は互生、基のところで、茎を抱き込むように鞘状となっている。茎の節に毛がある有毛型(フシゲチガヤ)と無毛型(ケナシチガヤ)がある。無毛型は湿地に多い。花期は5~6月。葉に先立ち、茎の先に長さ10~20cmの円柱状の白い穂を花序をだす。小穂の基部には白い絹毛が密生する。赤紫色の葯と柱頭が目立つ。種子は綿毛に風を受けて遠へ飛ぶ。 薬用として:生薬名をボウコン(茅根)と呼び、根茎を利尿薬として煎じて使う。古くから親しまれた雑草。別名ツバナ(茅花)、フシゲチガヤ(節毛茅萱)。奈良万葉植物園(2015/11/5)。

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和歌:戯奴がためわが手もすまに春の野に 抜ける茅花ぞ食して肥えませ(万葉集:巻八の一四六〇)
   


うらじろ(裏白)

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ウラジロ(学名:Gleichenia japonica、Diplopterygium glaucum)はウラジロ科ウラジロ属の常緑多年性シダ植物。草丈は50~200㎝。原産地は日本、台湾、中国~東南アジア。新潟以南の暖帯の日当たりのよい乾燥した丘陵斜面に生える。根茎は長くはい葉は1対の羽片(葉)を出したところで生長を休止して羽片の間に芽を作り、翌年次の1対を出す。羽片は2回羽状深裂する。7月始めごろ、葉の裏面に3~4個の大きな胞子嚢よりなる黄緑色のソーラスをつける。ソーラスは裂片の中央の脈にそって両側に一列に並ぶ。胞子期は7月。別名ホナガ(穂長)、ヤマクサ(山草)、モロムキ(諸向)、ホウビソウ(鳳尾草)、オオシダ(大羊歯)。にたものに小型のコシダ(小羊歯、学名: Dicranopteris linearis)がある。奈良万葉植物園(2015/11/5)


とうちく(唐竹)

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トウチク(学名:Sinobambusa tootsik)はイネ科トウチク属のタケ類。高さは8~10m。原産地は中国、ベトナム。稈は直立し、直径は3~5㎝、節間長は60~80㎝にも達する。節は2輪の隆起線があり、下側の稈鞘輪(かんしょうりん)より上側の節輪(せつりん)が高い。各節から3~5本の枝を出し、枝を剪定して、枝数を増やすことができる。筍(たけのこ)は6月に出る。稈鞘(かんしょう:筍の皮)は斑点がなく、淡紫色を帯び、毛が散生し、縁や基部には黒褐色の毛があり、肩毛が開出する。葉は長さ5~18㎝、幅12~16㎜。葉表は無毛、葉裏には細毛が密生する。スズコナリヒラ(鈴子業平)はトウチクの園芸品種であり、葉に縦縞がある。別名ダイミョウチク(大名竹)。奈良万葉植物園(2015/11/5)。



はまごう(浜栲)

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ハマゴウ(学名:Vitex rotundifolia)はクマツヅラ科(シソ科)ハマゴウ属の匍匐性落葉小低木。高さは20~70cm。原産地は日本、朝鮮半島、中国、東南アジアなど。関東から九州の比較的暖かい砂浜に自生する。茎は砂の上をはう。樹皮は灰褐色。茎には4稜がある。若い枝には灰白色の短毛が密生する。葉は対生。葉身は3~6cmの広卵形または楕円形で、先端は鈍く、基部は円形、縁は全縁で枝と共に芳香がある。洋紙質で、両面に微毛が密生し、裏面は灰白色。葉柄は長さ0.5~1cm。花期は7~10月。枝先に円錐花序に紫色または白色の小花を多数付る。花冠は上下に分かれた口唇形で、上唇は2裂し、下唇は3裂する。4本の雄蕊と、柱頭が2裂した一本の雌蕊は共に長く、花から外に飛び出ている。秋に小さな実が成り、海に浮かんで生息域が広がっていく。実を乾燥させてものは蔓荊子(マイケイシ)と呼ばれ、鎮痛、解熱、強壮などに効果がある。茎葉は入浴剤にすると神経痛、肩こり、筋肉痛などに効果がある。以前は葉や樹皮に香りがある事から、お香や線香の材料に使われていた。別名ハマハイ(浜這)、マンケイシ(蔓荊子)。西宮市御前浜(2017/8/23)。


めだけ(女竹、雌竹)

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メダケ(学名:Pleioblastus simonii)はイネ科メダケ属の多年生のササ類。高さは2~8m。原産地は日本。関東地方以西~九州の河川の流域に生える。直径1~3cm程度で笹としては大きい部類だが、その姿はすらっと細く伸び女性を思わせる。筍の皮は緑暗色、のち白黄色で、緑色の無毛滑らかな円筒形で中空の稈(かん)のほぼ中ほどまでの長さがあり、落ちずにいつまでも稈に残る。節間は約15cm。節は低い。稈は柔らかく通常無毛、またねばり強いので篠笛や煙管、筆軸、かごなどの竹細工に向く。葉は互生で無毛、平行脈、細長くその先端部が垂れ下がる。葉柄は短い。葉鞘(ようしょう)は無毛。冬にやや葉縁白っぽくなり、披針形あるいは卵長形で先が尖る。葉の基部は円形で急に狭まる。葉鋸歯は細かい。花期は5月頃(毎年ではない)、緑淡色で、茎(稈)先と枝先に束生密生。先に5~11個の花からなる10~20個ほどの線形扁平で3~10cmの小穂をつける。花皮は針形で長さ0.3~1.5cmほど。包穎(ほうえい)は2枚の小形、護穎(ごえい)は大きく先は尖る。時々開花し、後に枯れる、花穂は古い皮をつけていることが多い。果実は穎果で尖った楕円長形、果長1.4cm。農業資材や建築・漁業などに利用されていたため農家の周辺などに植栽されている。現在は利用されることが少なくなり、野生状態となっている。別名オンナタケ(女竹)、ニガタケ(苦竹)、カワタケ(川竹)、シノタケ(篠竹)。ニガタケという別名は5月頃に出る筍が苦いことに由来する。奈良万葉植物園(2015/11/5)。

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京都府立植物園(2008/8/5)
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やだけ(矢竹)

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ヤダケ(学名:Pseudosasa japonica)はイネ科ヤダケ属のササ類。高さは2~5m、直径5~15mmになる。原産地は日本、朝鮮。本州~九州に広く分布する。節はほとんどふくらまず、節間は長い。枝は稈の上部で分岐し、ふつう1節から1個、まれに2~3個でる。稈鞘(かんしょう:竹の皮)は節間より少し短いか同長、まれに節間の3分の2ぐらいのものもある。上向きの長毛が密生する。葉身は長さ25~35cm、幅2.5~3.5cm。両面とも無毛。葉耳(ようじ)はない。肩毛は白色、なめらかで直立するが、欠如する場合が多い。花期は5~7月。緑色の花が咲く。花径は0.3~1cmで茎に枝の長い円錐花序。昔は矢軸の材料として武家の屋敷に良く植えられた。現在は庭園竹として植栽され、盆栽にも向く。矢の他、筆軸、釣り竿、キセルの羅宇、装飾用窓枠に利用されている。別名ヘラダケ、シノベ、ヤジノ、シノメ。奈良万葉植物園(2015/11/5)。

京都府立植物園(2008/8/5)
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パキラ(Pachira)

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パキラ(学名:Pachira)はパンヤ科(APG植物分類体系ではアオイ科)パキラ属の常緑小高木。高さは7~15m。原産地は中南米(メキシコ、ギアナ、コスタリカなど)。熱帯性の樹木で、2~6種の仲間が知られている。園芸では10cm~2m程度のものを鉢植えにして観葉植物として出回っている。一般的に観葉植物として親しまれているのはアクアティカ種(Pachira aquatica)だとされているが、これは流通過程で生じた誤認で、実際に広く出回っているのはグラブラ種(Pachira glabra)。幹がとっくり状にずんぐり太り、葉の軸を長く伸ばしてその先端にカサを広げたように5~7枚の小葉をつけます。葉は長楕円形で先端が少しとがり、光沢のある緑色でやや厚めの革質。葉に黄色や白の模様が入る斑入り種も知られている。花期は6~7月。花は何百本もの糸のような雄しべがぶわっと広がり、花びらは線形でくるりと反り返る。花の色は白、赤。花後に果実ができ、熟すと茶褐色をした球形のタネが出てくる。タネは径1~2cmで表面にまばらに毛が生える。アクアティカ種のタネはカイエンナッツとも呼ばれ、昔は食用とされていた。微量の毒性をもち中毒を起こす恐れがあることがわかり、現在は利用されていない。別名カイエンナッツ。英名はPachira、Guiana chestnut、Money tree。小林園芸店(2017/8/21)。

ショエノルキス・ゲンマタ(Schoenorchis gemmata)

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ショエノルキス・ゲンマタ(学名:Schoenorchis gemmata)はラン科ショエノルキス属の多年草。草丈は。原産地はアッサムインド、東部ヒマラヤ~中国南部、インドシナ半島。標高450~2500mの多湿な針葉樹林の苔むした気や枝に着生して生育。自生する。花期は5~6月。花の大きさは5mmほど。別名ショエノルキス・ジェンマタ(Schoenorchis gemmata)。淡路夢舞台奇跡の植物館(2017/5/28)。

うしはこべ(牛繁縷)

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ウシハコベ(学名:Stellaria aquatica)はナデシコ科ハコベ属の多年草。草丈は20~60cm。原産地はユーラシア、北アフリカ。北海道~九州の路傍や林縁、畑のあぜ道、空き地、山野などに生える。葉は対生し、長さ2~7cmの卵形~広卵形で、上部では柄がなく茎を抱く。葉の先端が尖る。花期は4~10月。葉の脇から細い花柄を出し、その先に径8~10mmの白色の小さな花を開く。花弁は5個、基部まで深く2裂する。花柱が5本ある。別名ー。コハコベ(小繁縷、学名:Stellaria media)、ミドリハコベ(緑繁縷、学名:Stellaria neglecta)は花柱が3個である。ハコベより大型。

やはずあじさい(矢筈紫陽花)

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ヤハズアジサイ(学名:Hydranger sikokiana)はアジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木。高さは1~3m。原産地は日本。本州(紀伊半島)、四国、九州の林の縁や林の中などのに生えている。葉は対生、長い柄があり、広楕円形(12~23cm)、上半部は羽状に浅く裂け、縁には鋭い鋸歯がある。花期は7~8月。 花は散房花序につき、小さい両性花と周りに装飾花をつける。花は白色で装飾花は少ない。矢筈のように葉の先が2分することが名の由来。別名ー。


うらじろちちこぐさ(裏白父子草)

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ウラジロチチコグサ(学名:Gamochaeta coarctata、Gnaphalium spicatum)はキク科ウスベニチチコグサ属(チチコグサモドキ属)の多年草(越年草または1年草)。草丈は20~80㎝。原産地は南アメリカ。昭和40年代後半に知られるようになり、現在では日本全土で見られる。茎は白色の綿毛が密生し、根元で多数分枝して直立する。花期にも根生葉があり、ロゼットは地面に張りつき、踏みつけられる場所でも見られる。葉は幅の広いへら形、葉の表面は毛が少なく、毛が全くないものは濃緑色で光沢があり、葉裏は白色の綿毛が密生して著しく白い。葉縁は細かく波状に縮れる。根生葉の葉表は薄らと毛があり、光沢がほとんどないことも多い。茎葉は6~10個つく。花期は5~8月。茎頂に多くの管状花からなる褐色のやや長い花穂をつける。花の基部に3~4枚ほどの細長い苞葉を放射状につける。 頭状花は茎の上部に集まり、直径4mmほどで、総苞片は光沢のある黄緑色。冠毛は約13本あり、そう果から容易に外れる。名前の由来はチチコグサに似ていて、葉の裏が白いことによる。別名アメリカチチコグサ(アメリカ父子草)。英名はshiny cudweed、American everlasting、 elegant cudweed。宝塚逆瀬台(2017/6/9)。

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ふうらん(風蘭)

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フウラン(学名:Neofinetia falcata)はラン科フウラン属の常緑多年草。草丈は10~20cm。原産地は日本、朝鮮半島、中国南部。関東地方南部以西に生息。細い気根をだし、樹木などに着生する。葉は厚くてかたく、長さ5~10cmの広線形で弓形に湾曲する。葉の基部に関節があり、冬を越した葉は関節から落ちるため、茎は古い葉鞘におおわれている。花期は6~7月。花は葉のわきから伸びた花茎に白かピンク色の花数輪が短い穂になってつき、甘い香りがあり、特に夜に強く香る。距(きょ)と呼ばれる、花の後ろに突き出した部分が長いのが特徴。江戸時代から愛好される伝統園芸植物のひとつ。別名フウキラン(富貴蘭)。西宮市夙川(2016/6/24)。






デンドロビウム・リケナストラム(Dendrobium lichenastrum)

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デンドロビウム・リケナストラム(学名:Dendrobium lichenastrum)はラン科デンドロビウム属の多年草。草丈は数cm。原産地はオーストラリア。明るくて湿度の高い樹木や岩上に着生する極小型の着生ラン。茎は匍匐し、先端に1個の葉をつける。葉は多肉質で長さ約1cm前後の小判型。葉は緑一色ですが日が強いと赤みを帯びるものが多い。花期は通年(不定期)。0.5mm前後の小さなた淡橙色の地に赤紫色からピンクのストライプが入りる。別名ー。英名はStar liche-like dendrobium。淡路夢舞台(2017/5/28)。

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アリストロキア・ギガンテア(Aristolochia gigantea)

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アリストロキア・ギガンテア(学名:Aristolochia gigantea)はウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性常緑小低木。高さは30cm~数m。原産地はブラジル。花期は6月。花冠中央に袋を有し、開口部の内側には網目の模様があり、袋に昆虫を閉じ込め受粉をさせる。花は独特の香りがあり、 その香りで虫をおびき寄せ、受粉している。褐色の花びらに見えているのは花ではなく、「がく」の「舷部(げんぶ)」とよばれるもので、直径約20cmになることもある。別名パイプカズラ(パイプ葛)。淡路夢舞台(2017/5/28)。

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ペトレア・ヴォルビリス(Petrea voiubilis)

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ペトレア・ヴォルビリス(学名:Petrea volubilis)はクマツヅラ科ペトレア属の常緑ツル性低木。高さは10~20m。原産地はメキシコ、中米。ペトレア(ヤモメカズラ)属は中南米を中心に約30種があるが、ヴォルビリスは日本でも鉢植えなどで出回る比較的一般的な種。葉の表面がざらざらしており紙ヤスリのよう。花期は5~10月(温室では冬でも開花)。弓状の茎に沢山の小花を房状に咲かせる。。花色は紫花と白花ある。花自体の寿命は長くないが、花びらが散った後にも星形の淡い青紫色の萼(がく)が残り、果実が飛散するとき、プロペラのような役割をする。別名ペトレア・ヴォルビリス’アルビフロラ’(学名:Petrea volubilis 'Albiflora')、サンドペーパー・バイン(Sandpaper Vine)。淡路夢舞台(2017/5/28)。

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シャスタデージー(Shasta daisy)

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シャスターデージー(学名:Leucanthemum x superbum)はキク科フランスギク属の多年草(宿根草)。草丈は50~100cm 。原産地は北アメリカ。フランスギクとハマギクなどを交雑して作られた園芸品種。ロゼットの葉はへら型。株はロゼット型で開花期に長い花柄を伸ばす。花期は5~7月。茎を伸ばして、その先端に花径5~10cmの白い花を咲かせます。花はマーガレットに似ており、マーガレットが咲き終わったころから開花する。花形は一重、八重、丁子咲きなどさまざま。耐寒性に富み、常緑。別名シャスタデージー・レウカンセマム(Shasta daisy Leucanthemum)、クレイジーデージー(Crazy Daisy)、シャスタギク(シャスタ菊)、オックスアイ・デイジー(Ox-eye daisy)。湯沢高原(2015/6/18)。

みやこあざみ(都薊)

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ミヤコアザミ(学名:Saussurea maximowiczii)はキク科トウヒレン属の多年草。草丈は50~150cm。原産地は日本、朝鮮半島、中国。福島県以南の本州から九州にかけての山地の草原や湿地に生える。葉は長めの楕円形で、互生し、上部へいくほど小さくなる。上部の葉は切れ込みがなく、下部の葉は切れ込む。また、茎に付く葉は柄がなくやや茎を抱く。花期は9~10月。淡紅紫色の花(頭花)を上向きにつける。名の由来は、薊(アザミ)に似て上品な花の姿を都人にたとえたもの。別名-。

かんすげ(寒菅)

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カンスゲ(学名:Carex morrowii)はカヤツリグサ科スゲ属の多年草。草丈は30~50㎝。原産地は日本固有種。北海道、本州、四国、九州の冷温帯のブナ林樹林下、林縁に生育する。根茎は広がらず、叢生し、匐枝は出さない。基部の鞘は光沢のない黒紫色。葉は硬く、幅は4~7mmで、断面はゆるやかなV字型あるいは凹型。葉縁の小刺は鋭い。花期は4~5月。雄性の頂小穂は長さ3~4㎝、赤褐色。雌性の側小穂は長さ1.5~3.5㎝、幅約6㎜。果胞は長さ3~3.5㎜、嘴が長く、口部が鋭い2歯の特徴がある。果胞は熟すと膨れ、嘴が外曲する。一般に、スゲは冬には枯れてしまうが、冬にも枯れないのでカンスゲ(寒菅)の名がある。別名-。英名はMarrow's sedge、Japanese sedge。

ブバルディア(Bouvardia)

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ブバルディア(学名:Bouvardia)はアカネ科ブバルディア属(カンチョウジ属)の常緑小低木。高さは:30~100cm。原産地はメキシコ、中南米。ブバルディア属には約30の原種があり、いくつかの原種をもとに多くの園芸品種が作られている。葉は卵形または披針形で無毛。対生する。花期は4~6月、10~12月。集散花序に管状の花をつけ、花冠は4裂し、一重と八重咲きがある。:花の色は白、橙、ピンク、赤、紫。切花や花束の花材として人気のある花。学名はルイ13世の侍医でパリ王室庭園の園長であったブーバルに由来。別名ブバリア(Bouvardia)、カンチョウジ(管丁字)。英名はBouvardia hybrida。園芸品種のなかで、ブバルディア・ロンギフローラ(Bouvardia longiflora)は、白色大輪で強い芳香があり、比較的古くから栽培されていた。その後、ブバルディア・テルニフォリア(Bouvardia ternifolia)やブバルディア・レイアンタ(Bouvardia leiantha)など、いくつかの原種をもとに品種が育成され、赤や桃色など、小輪多花性のものが栽培されるようになり、現在も新しい品種が育成され、これらは、ハイブリッド系と呼ばれている。

しろね(白根)

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シロネ(学名:Lycopus lucidus)はシソ科シロネ属の多年草。草丈は70~100cm。原産地は日本、東アジア、北アメリカ。北海道~;九州の湿地に生える。地下茎が横に伸びて群生する。茎は直立し、分枝しない。茎は四角く緑色で、節の部分だけがえんじ色になり、毛がある。葉は葉長8~15cmの広披針形で鋸歯があり、対生する。花期は7~10月。茎上部の葉腋に唇形花が数個ずつ集まってつく。花冠は白色で4裂し、赤紫色のスポットが入る。雄しべは2個。果実は2分果。全草が薬用として利用される。名は地下茎が白くて太いことに由来する。別名-。

さんごみずき(珊瑚水木)

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サンゴミズキ(学名:Cornus alba var. sibirica)はミズキ科ミズキ属はの落葉低木。高さは1~3m。原産地はシベリア、日本。シラタマミズキ(Cornus alba)の変種。葉は卵形楕円状、緑色で、葉裏は白っぽい。互生。枝は叢状に真っ直ぐ立っており、秋の落葉の頃から鮮やかなサンゴ色になる。花期は5~6月。枝先に4枚花弁の小さい白い花が沢山集まって咲く。花のさまはミズキと似る。花名の由来はミズキ属の植物で、枝が赤い珊瑚のようになることから。別名コルヌスアルバ(Cornus alba)、ベニミズキ(紅水木)、サンゴモミジ(珊瑚紅葉)。

まつかり(茉莉花)

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マツリカ(学名:Jasminum sambac)はモクセイ科ソケイ属のつる性常緑低木。高さは1.5~2m。原産地はヒマラヤ。葉の形は楕円形。花期は7~11月。芳香のする白い筒型の花を咲かせる。花の先端は5弁に分かれている。花径は3.5cm。一重咲きと八重咲きがある。花は夕方から早朝に開き、時間がたつと紫がかったピンクに変色する。 香水やジャスミンティ等の材料となる。別名アラビアジャスミン(Arabian jasmine)、アラビアンジャスミン(Arabian jasmine)、ピカケ(Pikake)。京都府立植物園(2014/6/28)。

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きずいせん(黄水仙)

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キズイセン(学名:Narcissus jonquilla)はヒガンバナ科スイセン属の多年草。草丈は20~40cm。原産地は南ヨーロッパ、アルジェリア。日本へは江戸時代の後期に渡来。葉は深緑色で細長い。花期は3~4月。葉の間から長い花茎を出し、香りのよい花を2~3個横向きにつける。6枚の花被片とその内側にあるカップ状の副花冠はともに鮮かな黄色。実はさく果。本種と他のスイセン類との間でいくつもの雑種がつくられている。別名ナルキッスス・ジョンクイラ(Narcissus jonquilla)、ホウコウスイセン(芳香水仙)。

ローダンテマム(Rhodanthemum)

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ローダンテマム(学名:Rhodanthemum spp.)はキク科ローダンセマム属の宿根草。以前はクリサンセマム属に分類されていた。草丈は20~30㎝。原産地はモロッコ、アルジェリア。葉は細かい切れ込みのある銀緑葉。花期は3~7月。一重の白花で、中央が赤紫やブラウンになる。用途は庭植え、鉢植。別名ローダンセマム(Rhodanthemum)。京都府立植物園(2013/3/26)。

主な種類と品種は、ローダンセマム・ホスマリエンゼ(学名:Rhodanthemum hosmariense、花径5~7㎝程度のデージーに似た白花を咲かせる)、ローダンセマム・アフリカンアイズ(学名:Rhodanthemum hosmariense ‘African Eyes'、ホスマリエンゼの園芸種で草丈は20~30㎝程度で、白花で中央がブラウン)、ローダンセマム・マウイ(学名:Rhodanthemum gayanum、マーガレットに似た花径3~4㎝ほどの花で花色はピンクが一般的)。