メディニラ・クラサタ(Medinilla crassata)

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メディニラ・クラサタ(学名:Medinilla crassata)はノボタン科メディニラ属の常緑低木。高さは1~2m。原産地はフィリピン。熱帯花木。葉は光沢があり、やや革質。花期は1~12月。枝先から長さ20cmほどの大きな房状の花序が垂れ下がり、ブドウの房のように枝分かれしたラベンダーブルーの包葉と先に半透明の小花を多く付ける。その花姿はまるで豪華なシャンデリアを連想させる。別名シャンデリアプラント(Chandelier plant)。京都府立植物園(2015/1/19)。

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メディニラ属の植物は東南アジアや熱帯アフリカ、太平洋諸島に150種以上あり、そのうち100種以上がフィリピン諸島に分布する。属名は19世紀初頭にマリアナ諸島(現在米領)の知事を務めたスペイン人、ホセ・デ・メディニーリャにちなむ。その知事名はマリアナ諸島の1つ、サンゴ礁に囲まれたメディニラ島にも名を留めている。
メディニラ属の中で人気が高いのが「メディニラ・マグニフィカ」。フィリピン原産で、マグニフィカは「大きい」を意味する。花序の長さは30~40cmもあり葉も大型なうえ、大きな苞(蕾を包む葉)が花を覆うのが特徴。和名では「オオバヤドリノボタン(大葉宿野牡丹)」と呼ばれている。
「メディニラ・スペキオサ」はインドネシアのジャワ島原産で、花の形状から「サンゴノボタン(珊瑚野牡丹)」の和名が付けられている。ほかにボルネオ島原産で葉の幅が細い「メディニラ・ペンデュラ」、ニューギニア島原産で色鮮やかな赤花の「メディニラ・コッキネア」などがある。


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