ふき(蕗、苳、款冬、菜蕗)

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フキ(学名:Petasites japonicus)はキク科フキ属の多年草。草丈は10~25㎝、雌株は50~80cm。原産地は日本。東北地方以南の日本各地の山際や堤防、畑の側等に生育し、地下茎で広がって群落を作る。雌雄異株で早春に地下の根茎から大型の苞をつけた花茎を伸ばし、その先端から頭状花序をつける。花期は2~4月。雌花は白、雄花は黄色で、この花芽を一般にフキノトウといい、多くの鱗片葉をつけている。雌花は受粉後、花茎を伸ばし、タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。開花時の草丈は5〜10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある。根茎は短いが、地中で枝をのばして繁殖する。葉は花が終わった後に大型のものを出し、その葉柄(ようへい)は長く肉質で食用にする。肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドが含まれているため、灰汁抜きをする必要がある。葉の形は幅15~30㎝の円い腎臓形で色は淡緑色。葉縁は鋸歯状で歯全体に綿毛がある。現在、栽培種として市場に出回っている多くのフキは愛知早生という品種である。関東地方以北には、2mほどにも伸びるアキタブギ(秋田蕗)がある。アキタブキの葉は径1.5mにもなる。アキタブキのうち、北海道・足寄町の螺湾川(らわんがわ)に沿って自生するラワンブキは高さ2〜3mに達し、北海道遺産に指定されている。京都府立植物園(2012/3/10)。

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京都府立植物園(2012/4/2)
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京都府立植物園(2013/4/17)
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京都府立植物園(2012/7/17)
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北大植物園(2012/8/9)
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