うきくさ(浮草)

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ウキクサ(学名:Spirodela polyrhiza)はサトイモ科ウキクサ属の多年草。草丈は数㎝。原産地は日本。北海道~沖縄の水田、水路、湖沼などの水面に群生する浮遊植物。茎と葉の別はなく、茎か変形した葉状体をつくる。葉状体は広倒卵形、長さ3~10mm、幅2~8mm、2~4個の葉状体がつながり群体(コロニー)をなす。葉状体の裏面は普通赤紫色であるが、ときに緑色。根は葉状体の裏から束になって水中に垂れ下がり、長さは4cmまたはそれ以上に達する。根端は鋭頭。花期は7~8月。葉状体の基部に二枚貝がわずかに開いたような目立たない仏炎苞ができ、その内部から雄しべ2、雌しべ1をもつ1個の白い花をつける。花をつけることは稀。 種子は長さ0.7~1mmの長楕円形。繁殖はもっぱら栄養繁殖で、葉状体が娘葉状体を形成して、それが離脱して新しい群体をつくる。秋になると新しい葉状体が澱粉粒を貯蔵して肥厚し、殖芽となる。殖芽は濃緑色で直径2mm前後、根を欠く。親葉状体の枯死とともに水底に沈んで越冬し、翌春、浮上して新しい葉状体を出芽して成長を開始する。別名ー。他に、ヒメウキクサ、アナウキクサ、アオウキクサ、イポウキクサ、コウキクサ、ヒンジモ、ミジンコウキクサなどが知られている。

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