なにわず(難波津)

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ナニワズ(学名:Daphne jezoensis、Daphne pseud-mezereum subsp. jezoensis)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木。高さは15~50cm。原産地は日本、南千島、サハリン。北海道、本州・北陸以北の日本海側の山地や林縁に生育。全体に無毛で、太い枝がまばらに分枝する。葉は枝端に互生し、葉質は薄く、形は倒披針状長楕円形で長さ3~8cm、先端近くが幅広く、先端は円頭から鈍頭、基部は長いくさび形になり、同属のオニシバリより一まわり大きい。葉の縁は全縁で、葉裏はやや粉白色を帯びる。葉柄はほとんどない。オニシバリ同様、盛夏に落葉し、秋から新しい葉と翌春の花の蕾が生える。花期は4~5月。雌雄異株。花は黄色で、枝先に束生状に多数つけ、小花柄は極めて短い。花に芳香がある。花弁にみえるのは萼裂片で、萼筒は長さ4~9mm、萼裂片は長さ4~7mmになり、ほぼ同じ長さ、先が4裂して裂片は開出する。花の後にできる実は楕円形の核果で、はじめ緑色で、8~9月に赤橙色に熟す。別名エゾナニワズ(蝦夷難波津)、エゾナツボウズ(蝦夷夏坊主)。京都府立植物園(2015/3/21)。

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