こうやぼうき(高野箒)

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コウヤボウキ(学名:Pertya scandens、Pertya ovata)はキク科コウヤボウキ属の落葉小低木。高さは60~100cm。原産地は日本、朝鮮半島、中国。関東地方~九州のやや日当たりのよい林下に生える。根本からたくさんの枝を出し、集団を作る。茎は細いが木質化していて硬い。枝は灰褐色で細く、短毛がある。1年目の枝につく葉は幅広い卵型で互生、2年目の枝につく葉は細長く数個ずつ束生する。歯状の浅い鋸歯。冬には葉を落とし、枝のみが目につく。花期は9~10月。1年目の茎に一輪ずつ咲く。頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白~淡紅色の房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。総苞は狭卵形の総苞片が重なり合い円柱形。果実はそう果で毛が密生し、先端には冠毛がある。高野山では、弘法大師の教えで果樹や竹などの植栽を禁じられていたため、この植物で作った箒が用いられたのでこの名がある。似た花のナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒、学名:Pertya glabrescens)は2年枝の束生した葉の中央に頭花が1個つき、 頭花は白い筒状花が10数個集まっている。別名タマボウキ(玉箒)、タマバハキ(玉箒)。甲山森林公園(2008/10/27)。

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奈良万葉植物園(2014/5/2)
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