いかりそう(碇草、錨草)
イカリソウ(学名:Epimedium grandiflorum var. thunbergianum)はメギ科イカリソウ属 の落葉多年草。草丈は20~50cm。原産地は日本。日本の山野に野生種として自生している山野草の一種。葉は、花の終わるころにのび、3出複葉で、その1つの小葉はゆがんだ卵形をしている。花は赤紫色で春(3~5月)に咲き、8枚のがく片と4枚の花弁からなっている。がく片は二重になっていて、外側の4枚は早落ち、内側の4枚が大きくなって花弁と同じ紅紫色になる。花弁の4枚は細長い管状になっていて、形が錨にそっくり。別名サンシクヨウソウ(三枝九葉草)。イカリソウの仲間には、トキワイカリソウ、ウラジロイカリソウ、キバナイカリソウのほか花に距がないバイカイカリソウ、ホザキノイカリソウがある。西宮市北山緑化植物園(2011/04/12)。
この記事へのコメント