桜の種類

バラ科サクラ属のうちサクラ亜属に含まれるものが一般にサクラと云われており、野生種と園芸種に大別される。

注)
バラ科はサクラ亜科、ナシ亜科、バラ亜科、シモツケ亜科の4つの亜科に分けられる。サクラ亜科の主要なグループにサクラ属がある。サクラ属はモモ亜属、スモモ亜属、サクラ亜属、ニワウメ亜属、ウワミズザクラ亜属、バクチノキ亜属に分類される。サクラ属は、落葉性で形状は高木、低木など様々。特徴としては、葉は互生で、鋸歯があり、托葉がる。また、花は両性花で、がく片と花弁は5枚(5数花)、多数の雄しべがあり、普通、雌しべは、長い花柱となっている。果実は、核果で1個の種子がある。果実が食用とされるウメ、モモ、アンズなどは、桜の仲間で、200種が主として北半球の温帯に分布している。

 ・モモ亜属  アーモンド、モモ
 ・スモモ亜属  セイヨウスモモ(プルーン)、ウメ、スモモ、スピノサスモモ、アンズ(アプリコット)
 ・サクラ亜属   サクラ(チェリー)、セイヨウミザクラ、カンヒザクラ、スミミザクラ、ヤマザクラ、カスミザクラ 、エドヒガン、シナミザクラ、オオシマザクラ、ユスラウメ、カスミザクラ、モチヅキザクラ、ソメイヨシノ
 ・ニワウメ亜属
 ・ウワミズザクラ亜属 エゾノウワミズザクラ、ウワミズザクラ、イヌザクラ
 ・バクチノキ亜属 セイヨウバクチノキ、リンボク、バクチノキ

<野性種> 野性種は花のつきかたや実の違いにより、次の8群に分類

 ・エドヒガン群 エドヒガン[枝垂れたものがイトザクラ〕
 ・マメザクラ群 マメザクラ、タカネザクラ
 ・チョウジザクラ群 チョウジザクラ
 ・カンヒザクラ群 カンヒザクラ
 ・ミヤマザクラ群 ミヤマザクラ
 ・ヤマザクラ群……ヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、オオヤマザクラ

注)
・エドヒガン
 大木のなることが多く、天然記念物に指定されていり老木も多い。
・マメザクラ
小さな白花を咲かせる桜で低中木。別名フジザクラ(富士桜)、ハコネザクラ(箱根桜)。
・チョウジザクラ
名のおこりはやや太くて長めのがく筒に比べて花径が小さい様子を丁子の形(ねじ釘)に見立てた日本の固有種。
・カンヒザクラ
 沖縄の桜という事で知られている。花が小さなベルのようにぶら下がって咲く。
・ミヤマザクラ
 花は若葉とともに開き、花弁は白色で美しく目立つ。和名は深い山にはえるサクラの意。
・オオシマザクラ
 カスミザクラから分化してできたものと考えられているが、カスミザクラと比べて花も葉も大きく花は直径3.5~4㎝でいい香りがする。葉は塩づけすると独特の香りを発するようになり、桜餅を包むのに使われる。

<園芸種> 園芸種は200~300種があると云われ次の四性に分けられる。
 ・ヤマザクラ性 ソメイヨシノ(エドヒガンとオオシマザクラの雑種)
 ・オオヤマザクラ性
 ・サトザクラ性 サトザクラ(オオシマザクラと他品種の雑種)、高砂、関山、鬱金、手弱女、普賢象
 ・ヒガンザクラ性 ヒガンザクラ(エドヒガンとマメザクラの雑種)

注)
・ソメイヨシノ
 明治初年に東京・染井(現在の豊島区・巣鴨付近)の植木屋から、古くからのサクラの名所である奈良県吉野山にちなんで「吉野桜」の名前で売り出されたが、吉野山の桜はヤマザクラのため、のちにそれと区別するために、ソメイヨシノと名づけられた。
・鬱金(ウコン)
 淡黄緑色の花の色が好まれて栽培されている。
・手弱女(タオヤメ)
 花弁はふつう8~14枚あり、しわの様な凹凸が多く、原木は京都の平野神社の境内にあるが、花弁が一重のものも稀に見られる。
・普賢象(フゲンゾウ)
淡紅色の重弁の品種で、花の中心に雌しべが2本あり、その下半分は小さな緑色の葉となり、先端が少し内側に曲がっていて、その様子が 普賢菩薩の乗っている象の鼻に似ているので、この名がついたと云われる。

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