くすどいげ

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クスドイゲ(学名:Xylosma congestum)はイイギリ科(APG植物分類体系ではヤナギ科)クスドイゲ属の常緑低木~高木。高さは3~15m。原産地は日本、朝鮮南部、中国、台湾、東南アジア。西日本の海岸近くの林内に生育する。樹皮は大木になると縦に剥がれやすい。幹や枝から枝が変化した鋭い大きな刺が出る。葉身は長楕円状卵形から広卵形、長さは3~8cm。基部はくさび形で、先端は尖る。両面とも無毛で、表面には光沢があり、質は革質。縁には細かな鋸歯が並ぶ。花期は8~9月。雌雄異株。花は黄白色で、花弁はない。雄花では雄しべが目立つ。果期は10~11月。液果。球形で直径5㎜。黒色に熟す。名前の由来はハリネズミの古名「クサフ」と刺の意味を表す九州の方言「イゲ」を組み合わせた「クサフノイゲ」が転訛して、クスドイゲになった。クサフ(草生)は全身に針が草のように生い茂る様子を表す意味にも使われる。節分の日に厄除け、鬼払いとしてタラノキの枝にイワシの頭を挿す習慣があるが、瀬戸内の島ではクスドイゲの枝にイワシの頭を挿すようである。京都府立植物園(2013/3/23)。

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