やまゆり(山百合)
ヤマユリ(学名:Lilium auratum)はユリ科ユリ属の球根性多年草。草丈は1~1.5m。原産地は日本。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布。和名は山中に生えることからつけられた。葉は互生で無柄。葉形は皮針形で、葉長は10~18cm。葉脈が平行で、葉の先端は鋭尖頭、葉の基部はくさび形。花期は7~8月。花は茎に対して横向きに開き、花被片は外に弧を描きながら広がって、1~10個程度咲かせる。その大きさは径20cm以上でユリ科の中でも最大級であり、その重みで全体が傾くほどである。花色は白色で花弁の内側中心には黄色の筋、紅色の斑点がある。香りは甘く濃厚で強い。花弁は6枚のように見えるが、本物の花弁は内側の3枚で、外側の3枚は萼片。種子の発芽から開花までに5年以上かかり、株が古いほど多くの花をつける。風貌が豪華で華麗であることから、ユリの王様と呼ばれる。鱗茎は扁球形で10cm程の大きさである。多糖類の一種であるグルコマンナンを多量に含み、縄文時代には食用にされていた。1873年のウィーン万博で日本の他のユリと共に紹介され、それ以来、ユリの球根は大正時代まで主要な輸出品のひとつであった。西洋では栽培品種の母株として重用された。神奈川県の県花。別名ヨシノユリ(吉野百合)、エイザンユリ(叡山百合)、ホウライジユリ(鳳来寺百合)。英名はgold-banded lily。万葉名はユリ(由里、百合)。京都府立植物園(2012/7/17)。
奈良万葉植物園(2015/11/5)
京都府立植物園(2012/7/17)ヤマユリベニスジ(山百合紅筋:ヤマユリ の変異種)
西宮市北山緑化植物園(2016/7/21)ベニスジカイリョウヤマユリ’デイジー’(紅筋改良山百合’dizzy’)
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