おぎ(荻)

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オギ(学名:Miscanthus sacchariflorus)はイネ科ススキ属の多年草。草丈は1~2.5m。原産地は日本、朝鮮半島、中国。日本全国の河川敷などの湿地に群落を作る。地下茎で繁殖するので、土壌は粘土質から砂質であることが必要で、礫を多く含む河原では生育しない。葉は40~80㎝と長く、幅は1~3cm程度であり、中央脈がはっきりしている。花期は9~10月。白い穂は25~40cm程で、小穂が多数互生。茎は硬くて節を持ち、つやがある。ススキとよく似ているが、オギは地中に横走する地下茎から地上茎を立ち上げるので、群落を形成していてもススキのように株立ちすることはない。茎は堅く、ササの幹のようで、簡単には引きちぎることができず、葉の幅も広く、穂はススキよりも毛が長くて白く、柔らかい。草丈も高くなる。かつては茅葺の屋根の材料として広く用いられていた。別名オギヨシ(荻葭)、ネザメグサ(寝覚草)、メザマシグサ(目覚草)、カゼヒキグサ(風引草)、カゼキキグサ(風聞草)。奈良万葉植物園(2014/5/2)。


奈良万葉植物園(2016/9/2)
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をぎ(荻、乎擬)
葦辺(あしべ)なるをぎの葉さやぎ秋風の吹き来るなへに雁鳴き渡る 作者不詳 巻十-2134 オギ:イネ科
(意味)葦のほとりの荻の葉がざわめき、秋風が吹いて来るとともに雁が鳴いて渡っていく

補足
ススキは、花序の長さはオギが25~40㎝、ススキは20~30㎝である。小穂には芒があり、つけ根から伸びる毛は鼠色かやや紫色を帯びている。また、一般にオギは湿地に生育し、ススキは乾いた場所に生育する。
キワススキは、関東地方南部以西の、海岸に近い場所や下流の堤防などに生育し、ススキよりも大型で、大株を作り、しばしば群生する。花期は夏季、花序は30~50㎝で、中軸が長い。オギやススキは冬季に葉が枯れるが、トキワススキは葉が枯れないので、この名がついた。

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