ヘンルーダ(wijnruit)
ヘンルーダ(学名:Ruta graveolens)はミカン科ヘンルーダ属の常緑小低木(常緑多年草)。高さは50~100cm。原産地は地中海沿岸地方。葉は、青灰色を帯びたものと黄色みの強いもの、斑入り葉のものなどがある。対生し、2回羽状複葉で、サンショウを少し甘くしたような香りがある。葉形はへら型または楕円形。花期は5~6月。花は形.は1.5cmほどの黄色の4~5弁の花が散房状に多数咲く。江戸時代に渡来し、葉に含まれるシネオールという精油成分が通経剤・鎮痙剤・駆虫剤などに利用され、料理の香りづけにも使われていたが、毒性があるとされ、今はほとんどその目的には使われていない。しおりに使うと本の虫食いを防ぐと言われた。名はオランダ語のwijnruitが訛った物。別名コモンルー(common rue)、ルー(rue)、ウンコウソウ(芸香草)、ネコヨラズ(猫不寄).。西宮市北山緑化植物園(2012/12/19)。
西宮市北山緑化植物園(2015/6/14)
この記事へのコメント
2 ヘンルーダの種子を入手したが、いつ頃蒔けばよろしいでしょうか。
3 ヘンルーダの育て方について、教えてほしいです。