おおむぎ(大麦)
オオムギ(学名:Hordeum vulgare)はイネ科オオムギ属の越年性穀物。草丈は100~120cm。中央アジア原産。日本には3世紀ごろ朝鮮半島を経て伝来し、奈良時代にはすでに広く栽培されていた。世界でもっとも古くから栽培されていた五穀のひとつ。4~5月頃、茎頂に緑の穂を出す。5月頃になると、穂が茶色に変わり、変わった趣の風景になる。オオムギは漢名の大麦(だいばく)を訓読みしたものである。「大」は、小麦(コムギ)に対する穀粒や草姿の大小ではなく、大=本物・品質の良いもの・用途の範囲の広いもの、小=代用品・品格の劣るものという意味の接辞によるものである。穂の形状の違いから、主に二条オオムギ、四条オオムギ、六条オオムギ、裸オオムギに分かれる。現在栽培されている品種は、現在イラク周辺に生えている二条オオムギに似た野生種ホルデウム・スポンタネウム(Hordeum spontaneum') が改良されたものともいわれる。オオムギに似た花穂を付ける野草にムギクサ(麦草)がある。京都府立植物園(2011/4/25)。
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